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理不尽な理由で捨てられた犬。あまりにも悲しい表情に涙した女性が起こした行動とは?


どうしても頭から離れなかった

その表情は悲し過ぎた

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「全ての命を救う事なんてできないし、普段ならそういう写真は悲しくなるからパスするんだけど、なぜだか彼の表情に心を奪われてしまったの」とオリーナさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/smiley-pit-bull-rescued-new-york?fbclid=IwAR0CuNHGVD3qMrB6zCasUMIVTPf5lV4XNhMw1IpqLH2U8BQ2yFweIE8RRrI

こちらがオリーナさんの心を奪ったという一枚の写真です。
スマイリーの目はとても悲しく、家族に捨てられたことにショックを受けている様子がうかがえます。
それにしてもなぜスマイリーは保健所に引き取られることになったのでしょうか。

捨てた理由にあ然!

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その投稿にはスマイリーはピットブルで、人懐こく社交的な性格で、しつけもバッチリでおもちゃで遊ぶことが大好きだとありました。そして彼が捨てられたたった一つの理由は、家族に赤ちゃんができたためだったのです。
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犬を飼うと決めた時、どんな理由があっても捨てるなどあってはならないことです。
それなのに赤ちゃんができたから、もう要らない?
こんな理不尽なことがあってもいいのでしょうか。
スマイリーを捨てた家族は、なぜ新しい家族を探すという努力さえ怠ってしまったのでしょうか。
その行動には疑問しか浮かびません。

オリーナさんの決意

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スマイリーには里親候補はおらず、誰も助けなければ安楽死させられるところでした。
「投稿には"私が助ける!"っていうコメントは一つも無くて、主人は私が泣いてるのに気付いたけど、『今すぐには犬は飼えないよ』って言うの」とオリーナさん。
しかしその時すでにオリーナさんの心は決まっており、ご主人を説得し預かりをすることにしたのです。
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確かに不幸な目に遭ったスマイリーに同情し、コメントを残す方も少なくないでしょう。
しかし本当に必要なのは"私が!"と手を挙げてくれる人。
オリーナさんはその"私が!"になろうとしていたんですね。
犬を"飼う"ことは無理でも預かりなら...
ご主人はオリーナさんの強い決意に心を動かされたのでしょうね。

これ以上ないタイミング

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オリーナさん夫妻はPound Hounds Res-Q(PHR)という保護団体に連絡を取りました。するとPHRはスマイリーを引き取るつもりでしたが、預かりがみつからなかったため躊躇していたことがわかりました。まさに双方のニーズが一致した瞬間でした。そして数日後、去勢手術を終えたスマイリーはオリーナさん夫妻のお宅にやって来たのです。
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アメリカのほとんどの保護団体は専用の保護施設を持たずに運営しています。
そのため犬を保健所から引き取る際、預かりボランティアの存在が不可欠なのです。
PHRがスマイリーを引き出そうとした時は、たまたま預かりボランティアが不足していたのでしょうが、オリーナさん夫妻がバツグンのタイミングで申し出てくれて本当に良かったですね。

しかしスマイリーの預かり生活に、ほんの少し問題が生じたようです。

どうして?

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「彼はアイコンタクトをしようとしなくて、コマンドにも反応しなかったの。ただベッドに飛び乗ったりおもちゃ以外の物を噛むことはしなかったから、しつけができていることは確かだったけど、落ち着きが無くて、私のことを丸一日全然見てくれなかったの」とオリーナさん。
スマイリーは散歩に連れて行っても引っ張るばかりで、オリーナさんは扱いに苦労したのです。
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おやおや?
たしか投稿には"人懐こく社交的な性格で、しつけもバッチリでおもちゃで遊ぶことが大好き"とありましたよね?

あくまで推測ですが、スマイリーは初めての場所にとまどい、不安でいっぱいだったのではないかと思われます。
そのためコマンドに反応する心の余裕すらなかったのでしょう。

本来の姿を取り戻し始めた

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時が経つにつれ、スマイリーは落ち着きを取り戻し、甘えるようになって来ました。
「去勢手術の縫合跡を舐めないようにと、ある晩犬用ベッドを私達の寝室に入れてそこで寝かせてみたの。そしたら尻尾を振ってアイコンタクトも取ったし、赤ちゃんみたいに熟睡してくれたの。寝返りをするくらいで部屋をウロウロすることも無かったのよ」とオリーナさん。
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やはりそう来ましたか。
スマイリーが心を開くのは時間の問題だったんですね。
最初は扱いに苦労したオリーナさんでしたが、やっとのことで新しい生活に慣れてくれて、心から嬉しい気分になれたことでしょう。
お散歩の時の引っ張りの問題は、訓練次第で解決できるでしょう。
スマイリーが生き生きと散歩する姿を見るのが楽しみでなりませんね。

お散歩に一工夫

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PHRの勧めで、前側から引くタイプのハーネスで散歩をすると、うんと楽になりました。
「次の日ドライブをして、込んでる公園を新ハーネスで散歩してみたの。ずいぶん落ち着いてくれて引っ張りも減ったし、なによりも人や他の犬に囲まれて嬉しそうだったわ」とオリーナさん。
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PHRのアドバイスの甲斐あって、お散歩が楽にできるようになって良かったですね。
リードを背中でなく胸のあたりにつなぐタイプのハーネスは、元々引っ張り癖のある犬のために開発されたものらしく、日本でも購入可能です。
引っ張り癖に悩まされている飼い主さんがいらっしゃったら、試してみる価値はあるかもしれませんね。

預かり卒業?

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オリーナさん夫妻はスマイリーにぞっこんで、とうとう正式に家族になる決意をしました。
「彼はもう家族の一部なの。彼のいない生活はもう考えられないわ」とオリーナさん。
PHRの代表ドナ・ダレルさんは、この結末をとても喜んでいます。
「昨日スマイリーに会いに行ったんだけど、完璧なマッチね。シェルターに居た頃とは180°違う犬になってたわ」とドナさん。
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あの時地下鉄の中で見た悲しい顔をした犬は、今では満面の笑みを浮かべる犬に変りましたね。
もしオリーナさんが預かりになる決意をしていなかったら、スマイリーはもうこの世にいなかったかもしれないのです。

オリーナさん夫妻は結局Foster Failure(預かり落第)となってしまいましたが、もちろんこれはネガティブな意味ではなくポジティブな意味での落第ですね。

夫妻の忍耐力と愛で輝きを取り戻したスマイリー。
ずっとずっと優しいママとパパと幸せにね!

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