従順な性格で、他の犬種と比べても飼育しやすいと考えられているゴールデンレトリバーですが、実際の所はどうなのでしょうか。

ゴールデンレトリバーの歴史や特徴、性格などの基礎知識をまとめました。また、おすすめのドッグフードなど、飼育する際に役立つ情報をご紹介します。

ゴールデンレトリバーの基礎知識

Golden retriever smiling at camera

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ゴールデンレトリバーは、イギリス原産の大型犬です。レトリバー(回収犬)という名前の通り、ハンターが仕留めた水鳥を泳いで回収する狩猟犬として活躍していました。

平均体高はオスが58cmから61cmで、メスが54cmから57cmです。体重はオスが29kgから34kg、メスが24kgから29kgです。体高より体長が少し長く、バランスの良い体つきをしています。

平均寿命は10歳から12歳程度と言われています。小型犬に比べると短命です。近年では、肥満などの成人病などにかかり、亡くなってしまうケースが増えているようです。

ゴールデンレトリバーの子犬の相場には、10万から50万前後と大きな幅があります。

ペットタイプは流通量が多く、安価で購入できる傾向がありますが、ショータイプは血統によって50万以上の高値で取引されるケースも多いようです。

ゴールデンレトリバーの歴史

ゴールデンレトリバーの起源は定かではなく、由来については幾つかの説があります。

一番有力なのは、19世紀半ばのイギリスで、「ツィードマウス卿」というスコットランドの貴族が、黄色の「レトリーバー」と、「トゥイード・ウォーター・スパニエル」をかけ合わせて作出した犬が始祖であるという説です。

ツィードマウス卿は、「ヌース」と名付けた黄色いレトリーバーを基礎犬に、様々な交配を繰り返しました。「アイリッシュセッター」や「ブラッドハウンド」などをかけ合わせ、20年以上の歳月をかけて、私たちが良く知っている姿へブリーディングしていきました。

当初は「フラットコート・ゴールデン」という名前で公認されましたが、すでに存在した「フラット・コーテッドレトリバー」と区別するために、1911年に「ゴールデンレトリバー」、または「イエローレトリバー」という名称に変更されました。

1920年に、「ゴールデンレトリバー」という名称に統一されました。日本に輸入され始めたのは、1980年代になってからですが、現在ではすっかり人気が定着しています。

ゴールデンレトリバーの特徴

ゴールデンレトリバーの最大の特徴は、美しい黄金色の被毛と温和な表情です。実は毛質は「英国系」と「米国系」で少し異なります。

英国系(イングリッシュゴールデンレトリバー)は、厳密に言うと「ホワイト」や「クリーム」色の被毛をしています。毛質は少し硬めで、短くウェービーなのが特徴です。

米国系(アメリカンゴールデンレトリバー)は、「金色」や「茶色」が混じった色合いの被毛をしています。英国系と比較すると毛質は柔らかく、光沢のあるつやつやした色合いをしています。

他の外見上の特徴としては、アーモンドのような形をした濃い茶色の目です。目と目の間隔が少し広いのも特徴的で、これによって優しくて、人懐っこい印象の表情が作られています。

耳は付け根から折れた大きな垂れ耳をしていて、英国系の方が、米国系に比べてマズル(鼻から口元にかけて)が短い傾向があります。

ゴールデンレトリバーの性格

ゴールデンレトリバーは、何と言ってもその優しい性格が魅力的な犬です。非常におおらかで明るい性格をしているので、小さい子供たちでも扱いやすい犬種です。

社交性が高いので、色々な人とすぐに仲良くなりますし、他の犬や動物とも友好的な関係を築けるので、多頭飼いや、すでに他の動物を飼育している家庭でも全く問題ありません。

攻撃性はほとんどなく、飼い主以外の人にも友好的なので、時には飼い主よりも他の人に愛嬌を振りまいて、飼い主を少しがっかりさせる時もある程です。その為、番犬にはあまり向いていない犬種です。

体を動かす事が大好きで、好奇心旺盛なので、時としてハメを外し過ぎてしまう事もあります。人間と一緒になって働く事が大好きで、ボールなどを使った遊びを好みます。また、水遊びも大好きです。

非常に忍耐強い性格ですが、一人になるのが嫌いで、寂しがり屋な性格をしているので、お留守番は苦手です。

非常に頭が良く、人間の指示に忠実に行動する事が出来ます。その為、「盲導犬」や「介助犬」、「警察犬」など、使役犬として活躍しています。

情報提供元:mofmo
記事名:「 大きな垂れ耳がかわいいゴールデンレトリバーをもっと知ろう!