壊れたトロッコが進む線路の先が左右に分岐されており、左側には5人の作業員が、右側には1人の作業員がいます。レバーをそのままにしておけばトロッコは左へ進み5人が命を落とし、レバーを引けばトロッコは右へ進み一人の命が犠牲になります。あなたはどのような選択をしますか?というトロッコ問題。この問題を小学校の授業で取り上げたところ問題となり、校長が謝罪する事態となりました。

トロッコ問題とは?

大勢の命を助けるために一人の命を犠牲にすることは許される行為なのか?

大きな善が得られるほう(一人の命を犠牲にする)を正しいと判断する功利主義を選択するのか、それともどんな理由があったとしても手段として人を殺すのは正しくない(五人の命を犠牲にする)義務論を選択するのかどちらが正義かを判断する内容となっています。

この問題を山口県岩国市立東小と東中の授業で取り上げたところ「子供が授業に不安を感じている」として保護者から連絡があり校長が謝罪する事態となりました。

「多数の犠牲を防ぐためには1人が死んでもいいのか」を問う思考実験「トロッコ問題」を資料にした授業があり、児童の保護者から「授業に不安を感じている」との指摘を受けて、両校の校長が授業内容を確認していなかったとして、児童・生徒の保護者に文書で謝罪した。

引用 https://mainichi.jp/articles/20190929/k00/00m/040/044000c

トロッコ問題を取り上げたこと、この授業内容に対して校長が謝罪を行ったことに対して賛否両論入り乱れる事態となりました。

学校側はトロッコ問題で回答は求めなかったとしていることから、ネット上でもコメントされているように「葛藤や不安は人生において必ずあるから悩む事が大事」「自分だけで考えず不安を感じた時に人に助けを求めることを知れる問題」「2択の思考実験」について考える力を学ばせたかったのかと思われます。

ちなみに、次のような方法を取れば誰も死にません。

学級崩壊が起きていても問題視しない学校もあれば、トロッコ問題で謝罪する学校もあるということで、これからもトロッコ問題の正解について議論が広がりそうです。

画像掲載元 いらすとや

情報提供元:秒刊SUNDAY
記事名:「トロッコ問題を授業で問題にした結果→校長謝罪も賛否両論で炎上する事態に!