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2020年の上半期は、新型コロナウイルスの影響により、あらゆる分野が大きな打撃を受けました。しかし、このような状況でも企業が社員を守ってくれたおかげで、日々の生活や仕事には大きな影響もなく過ごすことができました。そのことに対して改めて感謝するとともに、今後の身の振り方についても考えさせられる良い機会となったように思います。
しかし、筆者にもコロナ禍の影響がまったくなかったわけではありません。そのひとつに、愛車を貸し出すために行っている個人間カーシェアの予約が、4月〜6月はまったく入りませんでした。それは、筆者にとって由々しき事態なのです。
なぜなら、1人暮らしをしている筆者にとって、家賃や食費、光熱費などの生活費の支出は避けてとおれません。さらにクルマに関連する維持費が加算されると、毎月の出費はそれなりの額になります。そのため、どうにか愛車を維持するための手段として、個人間カーシェアは重要な収入源なのです。
ちなみに筆者の愛車は、2006年式ポルシェ ボクスターS。987型といわれるモデルです。26歳の筆者が1人暮らしをしながらこのポルシェを維持するのは正直いって大変です。
今回は、「なぜ大切な愛車を個人間カーシェアとして貸し出しているのか?」。もうひとつは「のべ30人の方に愛車をお貸しして、筆者なりに感じたこと」。この2点について掘り下げてみることにしました。この記事を通じて、個人間カーシェアの登録を考えていらっしゃる方、あるいは借りてみたいという方、あるいは同世代でクルマの購入を模索中の方にとって一助になれば幸いです。
利用したいクルマが空いていれば、いつでも利用できる手軽さがウリのカーシェア。そのなかでも、近年は企業が個人にクルマを貸出すのではなく、オーナー個人が利用者へ貸出す「個人間カーシェア」が少しずつ浸透していると感じています。