ローテーターカフは肩まわりにある細かいインナーマッスルの総称。背中を首から両肩にかけた覆っている僧帽筋の裏側にあります。ローテーターカフはデスクワークで同じ姿勢を続けていると、うっ血から機能不全になりやすい筋肉。そこで、ローテーターカフのストレッチの方法を紹介しましょう。



ローテーターカフはインナーマッスル


ローテーターカフは肩関節のインナーマッスルです。肩関節は股関節のようにしっかり接合していません。肩関節とつながる肩甲骨は、いわば背中に浮いた状態。それを支えているのがローテーターカフというわけです。


ふだんから使い機会の少ないローテーターカフは加齢とともに機能不全になりがち。ふだんからストレッチしておくことが大切です。ローテーターカフをほぐすには、動的ストレッチを行います。


両足を肩幅に開いて立ったら、両腕を直角に曲げてお腹の前でクロス。手の平を上に向けます。この体勢から、ひじの位置をキープしたまま、指先を真横に開く動きを20回繰り返します。


ローテーターカフのストレッチ効果


ローテーターカフのストレッチでは、しっかり左右の肩甲骨をしっかり寄せることがポイント。また、肩の位置が上がらないように意識してください。肩をすくめると、ストレッチ効果が下がります。


続いては、胸の前で両腕をひじの位置でクロス。左右の肩甲骨を開いて背中を丸めます。このとき、手のひらが向き合うように手首をひねってください。この体勢から腕を斜め後ろに伸ばす動きを20回繰り返します。


このローテーターカフのストレッチでは、ひじをクロスさせた時には軽く前傾、腕を後ろに伸ばしたときはしっかり肩甲骨を寄せることがポイント。動的ストレッチによってインナーマッスルのローテーターカフがほぐれます。


【関連リンク】

その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方

「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い

皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?

体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」

ぽっこりお腹を引き締めるインナーマッスル腹筋



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ローテーターカフは肩まわりのインナーマッスル