スポーツは疲労との戦いです。いかに早く疲労をとるかが勝敗を左右するともいえるでしょう。そして、疲労回復に効果的なのがクールダウンです。スポーツになじみがない人なら、整理体操といえばわかるかもしれません。体育の授業の終わりにやっていた整理体操こそ、クールダウンだったのです。



クールダウンはおそろかになりがち


クールダウンは、要は運動の最後に行う軽い体操のこと。英語で表記すると「Cool Down」。運動で熱くほてった体を冷ます作用があります。


とはいえ、運動する前のウォーミングアップが入念に行われるのに比べて、クールダウンはおろそかになりがちです。しかし、クールダウンをしっかりやるかやらないかで、翌日以降のコンディションが大きく変わります。


とくに、マラソンなど体に大きな負荷がかかるスポーツをやったあとは、疲れをとるためのクールダウンの持つ意味が大きくなります。


クールダウンで日々の疲れをとる


通常、マラソンのように非日常的にな激しい運動をしたあとは、疲労感はそれほど感じないもの。むしろ翌日以降にどっと疲れが来るのです。慣れない人は1~2日ほど、筋肉痛で歩くこともできない…というケースもあります。


このとき、走り終えたあとにしっかりクールダウンを行うと、そういった極度の疲労状態を予防することが可能。具体的なクールダウン法方法は、まずはゆっくりしたペースでジョギングして、そのあとに酷使した筋肉をアイシングしたりストレッチしたりします。


このクールダウンにおけるアイシングやストレッチは、スポーツ以外の日常生活でも応用可能。日々の疲れをとるのに効果的です。


■「クールダウン」おすすめ記事

疲労回復のクールダウンは最大時の40%の運動

クールダウン「主運動を軽めに」で疲労回復


■「疲労回復」おすすめ記事

運動後のシャワーで筋肉疲労が回復する理由

筋肉疲労を回復するには「積極的休養」が一番

筋肉痛は超回復のチャンス!でも過労には注意

超回復が嘘なのは前提が間違っているから


■「運動後」おすすめ記事

筋トレあとの有酸素運動は直後と2時間後が効く

筋トレの食事「前・中・後」で摂るべき栄養が違う

効果的な筋トレは「3日鍛えたら1日休む」


【関連リンク】

筋肉をつける食事の基本はタンパク質とビタミンB6

1日5回!腹斜筋の筋トレでお腹をへこませる

細マッチョになる筋トレがインナーマッスル腹筋!

筋トレ後のプロテインは牛乳やゆで卵で十分

下腹部の筋トレは行列に並びながらでもできる!?



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 運動後のクールダウンが疲れをとるには重要