女性に多いお悩みが「ぽっこりお腹」です。20~50代の女性で、ぽっこりお腹に悩んでいる人はなんと73.8%にも上ります。ぽっこりお腹の原因は、お腹のインナーマッスルの衰えによる内臓下垂が原因となるのは有名な話。じつは「むくみ腸」にもぽっこりお腹の原因はあるのです。



ぽっこりお腹の原因はむくみ腸


そもそもなぜ、ぽっこりお腹になってしまうのでしょうか。一般的に太っている人は、内臓脂肪や皮下脂肪が多いものですが、お腹だけぽっこりしてしまうのはインナーマッスルの筋力低下が原因であることはよく知られています。


お腹のインナーマッスルが内臓を支えきれなくなることで位置が下がって、お腹がぽっこりしてしまうというものです。しかし、ぽっこりお腹の原因はそれだけではありません。じつは意外な場所にあったのです。


ぽっこりお腹の原因は「むくみ腸」にあります。私たちの手や足がむくむように、腸が水分を含んでむくんだ状態をむくみ腸。正常や大腸とむくんでしまった大腸の写真を見比べてみると、大腸内部のひだがむくんでいる様子が一目瞭然です。


腸下垂でぽっこりお腹になる


それでは、むくみ腸がなぜぽっこりお腹の原因となるのでしょうか。腸にはおもに栄養分の消化と吸収の働きをする小腸と、おもに水分を吸収して便を作る働きをする大腸があります。


このうちの大腸は、だったの4点で支えられているのです。大腸は右下腹部から右上腹部を通って左上腹部、そして左下腹部へと、時計回りにコの字形を下向きにしたような形に配置されています。


このうち、支えとなるポイントはコの字型の頂点となる部分だけです。ここでむくみ腸がおこると、水分で重くなった腸は、支えられたポイントにぶら下がった状態。こうして水分の重みで腸下垂となり、ぽっこりお腹となるのでした。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ぽっこりお腹の原因は「むくみ腸」による腸下垂