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次の時もお腹が空いてエサが欲しくなると、飼い主にご飯を要求して鳴くことを繰り返すようになります。
また、鳴き声を出すことで飼い主さんに注目してもらえることをわかっていて、何か伝えたいことあると鳴いて知らせてきます。声をあげることで飼い主さんに注目される機会が増えるということを猫は学習するのです。猫は一般的に人間の1歳~3歳児の知能があるといわれています。声を出すことにより、自分はここにいるよと飼い主さんに伝えるために鳴くこともあります。
飼い猫に多いのは甘えたい時に鳴くことです。ほとんどの場合、猫は室内飼育ですので、限られた場所でしか生活しません。運動不足によるストレスを感じている時や飼い主さんとのコミュニケーションが不足すると構ってもらいたい、さみしいなど自分の気持ちを訴えるために鳴き声をあげます。普段仕事などで忙しく、なかなか飼い猫との時間が取れない飼い主さんは愛猫が鳴いて寄ってきたらさみしさを感じているかもしれません。そんな時は一息入れて、優しく撫でて構ってあげましょう。
猫は人間のように痛い、苦しい等の言葉を喋ることができません。ですので、身体のどこかが痛い、体調が悪くなったなど自分の身に起きた何らかの異変があると、自分の状態を飼い主さんに知らせようと鳴くことがあります。体調不良が考えられる場合には、よく鳴く以外にも下痢や嘔吐などの症状はないか、脚などを引きずっていないか他の症状をチェックして早めに動物病院で診察を受けると良いでしょう。
春先は猫の最大の発情期であり、メス猫は多い時には月に何回も発情することもあります。発情期になると興奮して大きな声で「ニャー!!」と長く鳴く特徴的な鳴き方をします。また、継続的に鳴くため声の大きさにびっくりしてしまう飼い主さんもいるかもしれません。 近所迷惑が心配になる方もいるでしょう。発情期の猫はよく甘えてきますが、撫でて構い過ぎるとそれが刺激になり興奮して、余計に鳴き声が大きくなることもあるので、できるだけ構わずに静かに見守ってあげるのが良いでしょう。