<ロッテ1-1日本ハム>◇17日◇ZOZOマリン
日本ハム細川凌平内野手(27)が期待に応えた。1点を追う7回無死二、三塁、ロッテ佐々木の159キロを打ち上げた。やや浅めだったが、同点に追い付く貴重な左犠飛に「いそさんだったからあれぐらいのフライでもかえれた。ありがたい」。生還した代走の五十幡に感謝した。
“ダブルヘッダー”だった。プレーボール4時間半前、イースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)に先発。奥川から右越え2ランを放った。新庄監督は五十幡、加藤豪を含む3人から「内容次第で(ロッテ戦に)誰を出すか決めていく」と話していたが、実は前日から細川に5番起用することを伝えていた。
ZOZOマリンへの移動の車中は爆睡。昼は奥川、夜は佐々木と、高校時代から名をはせた1学年上のスター右腕から打点を挙げた。延長12回引き分けで2年ぶりの6連勝はお預けとなったが、細川は「ファームも勝ったので、今日は2試合負けなしです」と笑った。