東京パラリンピック開幕まで24日であと半年。各競技団体は3月以降、大会本番に向けて選手強化の仕上がり具合を確認する試合の開催を予定している。ただ、新型コロナウイルスは依然収束せず、選手らの感染防止との両立で難しいかじ取りを迫られている。  競泳では、日本選手権を3月6、7日に静岡県富士市で無観客開催する準備を進めている。例年参加者が多い知的障害クラスの参加標準記録を厳しくし、介助者を含めて上限1000人を超えないようにする方針。ただし、感染状況によっては中止の可能性も残す。  ゴールボールは今月上旬、感染対策を徹底した上でジャパンパラ競技大会を行った。これまでは海外勢を招いていたが断念し、男女の日本代表の強化指定選手がそれぞれ2チームに分かれて対戦する異例の形となった。車いすラグビーでも、規模を縮小して同大会を行う方向で調整している。  東京パラの前哨戦となるはずだった4月の車いすテニスの国際大会、ジャパン・オープン(福岡県飯塚市)は、昨秋から検討を続けた結果、中止になった。例年は100人ほどの選手が参加。仮に選手を隔離して外部との接触を遮断する「バブル」方式を採用したとしても、自宅から通うボランティアまでは感染の脅威から守り切れないとの結論に至った。  ジャパン・オープンの前田恵理大会会長は、大会開催にこぎ着ける難しさを痛感しつつ、「東京パラが開催されることを期待したい。できるために何をすべきか考え続けることが大事」と訴えた。 【時事通信社】

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記事名:「強化と予防、どう両立=東京パラ、24日半年前