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【実は日本が世界一】1個1.849kg!最も重いリンゴのギネス記録は青森県


日本にいながら、意外と知らない日本の「世界一」。いつも何気なく目にしているものから、知られざる自然の世界、そして努力や技術の賜物まで、日本には世界に誇れる「世界No.1」がたくさんあるんです。そんな「実は日本が世界一」、今回は、リンゴに関する世界一を紹介します。以前、世界で最も食べられているリンゴの品種として「ふじ」を紹介しましたが、世界一のポイントはそれだけじゃないようですね。
青森県弘前市のりんご
 

 

重さ1.849kgのリンゴ


りんご「ふじ」
リンゴの主な生産地といえば、日本のどこを思い浮かべますか? おそらく、青森県だと思います。その印象どおり、青森県は日本一の実績を誇っていて、全国のリンゴ生産量の約6割は青森県産なのだとか。

栽培面積・生産量どちらも日本一で、青森では「ふじ」を中心に、「つがる」「王林」「ジョナゴールド」といった品種を栽培しているそうです。

ただ、こうした青森が引っ張る日本のリンゴ栽培も、世界的に見ると規模は小さくなります。青森を筆頭とした日本全体のリンゴの生産量は約72トン。一方、世界一の中国の生産量は4,050万トンです。到底、かないませんよね。

では、青森のリンゴには「ふじ」のほかに、どんな世界一があるのでしょうか?

例えば、ギネス世界記録には、「Heaviest apple」として現在も掲載される世界一があります。

世界で最も重たいリンゴが、2005年(平成17年)の10月に青森県の弘前市で収穫されています。その重量は1.849kg。ちなみに、一般的なリンゴの平均的な重さは約300gといわわれています。

ギネス世界記録に重量世界一として認定




世界記録を打ち立てた人は、 岩崎農園の園主・岩崎智里さんというリンゴ農家で、絵入りリンゴでも知られています。

もともと、1997年(平成9年)にイギリスで収穫された1.67kgのリンゴが、それまでのギネス世界記録でした。しかし、2005年(平成17年)10月に、人間の顔の大きさくらいある巨大で重たいリンゴが収穫され、ギネス世界記録を更新します。

2023年(令和5年)現在、20年弱も記録が保持されていることになります。その長さもすごいですよね。

ちなみに、ギネス世界記録を打ち立てたリンゴは、「スタークジャンボ」という品種だったそう。スタークジャンボとは「ジャンボ」と名前に入っているように、アメリカ原産の超特大品種のリンゴです。

ギネス世界記録保持者の岩崎さんは、このスタークジャンボも使って、絵入りリンゴに取り組んでいます。
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JA相馬村の情報によると、2009年(平成21年)には、同じスタークジャンボの品種で1.958kgのリンゴが青森で収穫されたとの記録もあるそうです。いずれにせよ青森県の記録なので、日本が誇る世界一の座は変わらないですよね。

今度、青森へ出かけた際には、スタークジャンボの品種に描かれた絵入りリンゴを旅の目的のひとつにしてみてはいかがでしょうか。ギネス級とはいえないまでも、その巨大さ・重量感を味わうことは可能なはずですよ。

[参考]
Heaviest apple - Guinness World Records
絵入りリンゴ、模様さまざま 弘果で研究発表会 - 東奥日報社
岩崎農園文字絵りんご - りんご大学
【実は日本が世界一】リンゴの品種でもっとも多く食べられているのは「ふじ」 - TABIZINE
スタークジャンボ - JA相馬村
青森りんご - 青森県庁

[All photos by Shutterstock.com]


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