伝統ある発酵バター「エシレ（ÉCHIRÉ）」
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
フランス中西部、温暖な気候で良質な土壌と水に恵まれたエシレ村で作られる「エシレ バター」。フランス政府からA.O.P.（原産地名称保護）認定を受けた数少ないバターのひとつで、世界中の料理人やグルメ家を魅了しています。
代々伝わる乳酸菌を使い、ステンレス製ではなく昔ながらの木製チャーン（攪拌機）の製法でバターに練り上げ、1894年の創業から伝統を継承しています。クリーミーな口あたりで、芳醇な香りが特長の発酵バターを使った焼き菓子は、1度食べたら忘れられないものばかり。
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
東京・大阪に続き、2020年に名古屋駅の桜通口の近くにオープンした「エシレ・パティスリー オ ブール ジェイアール名古屋タカシマヤ店」は東海地方初上陸ということもあり、連日盛況です。
名古屋「エシレ」人気スイーツTOP5
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
店舗に厨房を併設し、焼きたてのマドレーヌやフィナンシェなどの他、名古屋限定のお菓子もあったりと、おやつや名古屋の手土産にぴったりです。それでは早速、人気スイーツTOP5をご紹介。
第5位 「ガレット キャレ」取扱店舗限定
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
（左）「ガレット キャレ（8枚入）」（2,376円・税込）。フランス語で“丸く焼いたお菓子”ガレット（galette）を、四角く（carré／キャレ）しっかり焼いた焼き菓子で、フランス産ゲランドの塩がアクセント。名古屋と、関東では池袋店でしか買えない限定販売です。賞味期限は製造から45日間。
第4位「プティブール・エシレ」
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
（左）「プティブール・エシレ（20枚入）」（3,996円・税込）。フランス語で「小さなバター」という意味の、バターたっぷりサクサク食感のサブレ。人気のためお昼頃には、よく完売しているようです！ 数量限定・1人2点まで、賞味期限は製造から30日間。
第3位「モワルー・エシレ」名古屋限定
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
ジェイアール名古屋タカシマヤ限定「モワルー・エシレ」（5,670円・税込）。エシレバター、卵、小麦など原材料はシンプルに、じっくりと時間と手間をかけて作り上げ、ふわっとしっとりとした独特の食感が特長。名古屋限定で、約50cmもあるロング焼き菓子はお土産にしてもインパクト大！
賞味期限は製造から5日間、1人2点まで（先着順・無くなり次第終了／状況により焼き上がり時間や回数が変更する可能性あり）。焼き上がり時間は、1日1回または2回（10時・13時）、店内注文時に希望時間を選べます。
第2位「マドレーヌ・エシレ」
「マドレーヌ・エシレ」（346円・税込）。お店の厨房で焼かれた焼きたてを1個から購入できます。ぽってり丸い貝殻フォルムで、エシレ バターの上品な味わいに、レモンピールが爽やかな香りを添えています。
サクッとしっかり焼かれた外側の生地で、中はほわっとして綿のように軽い驚きの食感。優しい甘みにレモンピールの爽やかさ。エシレ バターの深みある味わいがありながらも重たさはなく、柑橘も主張しすぎず、バター・甘み・レモンの調和が秀逸……！
第1位「フィナンシェ・エシレ」
四角い形が珍しい「フィナンシェ・エシレ」（346円・税込）。マドレーヌと同じように、厨房の焼きたてを1個から購入できます。エシレ バターと精選されたアーモンドを使い、外側はカリッカリでサクサクで、エシレ バターの芳醇な香りと味わいが広がります。
中の生地はしっとりしていて軽やかで、今までのフィナンシェとは別ものの食感に驚きました。エシレ バターのコクとアーモンドの香ばしさが濃厚に広がり、二口目の前に、その余韻をいつまでも感じていたいほど……。シンプルだからこそ、焼き具合・香り・味わいの品のよさが素直に出ている逸品です。
フィナンシェとマドレーヌのしっかりとした焼き色は「ぎりぎりまで焼き込むと粉の旨味が引き出され、焼菓子の真のおいしさが宿るという信念から」とのこと。エシレ バターならではの味わいを楽しめ、エシレスイーツの虜になるきっかけになると言える逸品の2品。
単品販売、好きな種類や個数の詰合せもOK。フィナンシェ＆マドレーヌ詰合せギフトボックス（5個入1,944円、10個入3,780円・税込）もあります。青と白と赤のエシレカラーで、お箱を開けるときから気持ちもフランス旅行気分。
消費期限は購入日含め3日間。購入後2日目、3日目は味がなじんでしっとりしてくるので、アルミホイルにゆるっと包みオーブントースターで少し温めると、焼きたての香りと食感が復活します！
お店のイチオシ「ウィークエンド・エシレ」
フランス伝統の焼き菓子「ウィークエンド（week‐end）」をエシレバターをたっぷり使って焼き上げた「ウィークエンド・エシレ」（4,536円・税込）。東京と横浜のエシレ・パティスリー オ ブール各店舗でも大人気で、2022年9月から名古屋でも登場しました。
フランスで“大切な人と週末を過ごすときに食べる焼き菓子ウィークエンド（week-end）”。レモンが香るパウンドケーキで、エシレ バターと砂糖で作られたグラサージュが表面を覆い、ツヤツヤでエレガント。
どっしりしたケーキですが、予想外に生地は軽い食べ心地。生地にはレモンピールを散りばめて、爽やかさと少しの苦味も調度いい。焦がしバターの旨みもじゅわぁ～と広がり、この焦がしバター特有の香ばしさが幸せ度を一層高めてくれます。
グラサージュは細かな粒子がシャリっとして、甘すぎない日本人好みの甘み。甘さ控えめのケーキの柑橘とのバランスもよい。試しに10～20秒程レンジで温めたら、レモンと焦がしバターが生地になじみ風味よく、グラサージュもほんの少しゆるくなり、冬場に心身を温めてくれる美味しさに。お好きなサイズでカットできて、週末の贅沢なひとときに華を添えるスイーツです。
フィナンシェやマドレーヌと同じく、店内の厨房で丁寧に作られて、焼きたてが登場しています。1人2点までの数量限定（無くなり次第終了）で、賞味期限は製造から14日間。要冷蔵ではないので、安心して持ち帰れるのもうれしいですね。
2022年11月からの新作！名古屋店限定「グラン シュー・エシレ」
最後にチェックしたいのは、2022年11月30日（水）から登場している新作スイーツ「グラン シュー・エシレ」（648円・税込）。ジェイアール名古屋タカシマヤ店限定です。訪問した日は発売前だったのでPOPだけ出ていました。
画像提供：ジェイアール名古屋タカシマヤ
エシレ バターを練りこんだカスタードクリーム、クランブル生地をのせて焼いたバターが香るシュー皮には濃厚でミルキーなバタークリームをかけて、贅沢な仕上がり。購入当日は、焼きたての香ばしいシュー皮のサックリ食感となめらかなクリームのできたて感を、翌日はシュー皮とクリームがしっとりなじんだ一体感を楽しめるそう。1人3点までの限定ですが、当日と翌日分に2個はほしいですね！
並んでも買いたい気持ちに納得！
旅行や出張の拠点となる名古屋駅ということもあり、お店の混む時間帯は「10時〜12時・15時〜17時」で、お店の外まで行列ができる光景も日常的で、終日途切れることなく来店されていました。空いている時間帯は「18時以降」ですが、閉店時間に近づくと完売商品も多くなるので早めに来店するといいでしょう！
店舗によって商品の種類も違い、各店舗を巡るお客さんも多いほど愛されている「エシレ」。今回、3種をじっくり味わってみて「エシレ バター」の愛される理由、並んででも味わいたいという気持ちにも納得し、私もその通り魅了されました。
エシレ・パティスリー オ ブール ジェイアール名古屋タカシマヤ店
●住所：愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 北ブロック デリシャスコート 1F
●TEL：052-566-1101（代表）
●営業時間：10:00～20:00
●定休日：施設に準ずる
●交通：JR「名古屋駅」桜通口の近く
●HP：https://www.kataoka.com/echire/patisserieaubeurre/nagoya/
●ジェイア一ル名古屋タカシマヤ：https://www.jr-takashimaya.co.jp/
［all photos by kurisencho］
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
大谷翔平・野球ニュース