はじめに
2017年1月8日(日)からスタートするNHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』。
舞台は戦国時代。男の名で家督を継いだおんな城主・井伊直虎をめぐる物語です。直虎は遠江(静岡県西部)を治めるために、激動の人生を歩みました。その生涯を描いたストーリーとなっています。
物語の舞台は現在の静岡県西部。ロケ地には静岡県浜松市などがあり、今回は撮影スポットを4つご紹介します。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりのロケ地①久留女木の棚田
平成29年度のNHK大河ドラマは、『おんな城主 直虎』。通称「次郎法師」と呼ばれる井伊直虎が主人公となっているドラマです。
徐々に明らかになっているロケ地の1つに、久留女木(くるめき)の棚田があります。
静岡県浜松市北区引佐町の東久留女木と西久留女木にまたがり、いなさ湖付近にあります。日本棚田100選に選ばれている棚田でもあるんです。
観音山の標高250メートル、南西斜面に約800枚の田んぼが段々と連なっており、米の収穫時期は一面黄金色の風景が広がる場所です。
◆久留女木の棚田
住所:静岡県浜松市北区引佐町東久留女木
久留女木の棚田
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりのロケ地②宿蘆寺
宿蘆寺(しゅろくじ)は、浜松市西区庄内町にあるお寺です。室町時代初期の1466年に開かれ、堀江城主・大澤氏の菩提寺でもあります。
開基は佐田城の城主、堀江久実(ひさざね)とされており、三方原合戦の際、徳川家康公が宿蘆寺に逃げ込んだという伝説も残っています。
◆宿蘆寺
住所:静岡県浜松市西区庄内町721
電話番号:053-487-0057
宿蘆寺
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりのロケ地③えさし藤原の郷
一番最初のロケ地は、岩手県奥州市江刺区にある「えさし藤原の郷」と言われています。
「えさし藤原の郷」は平安時代の文化を体感できるテーマパークで、平泉文化を築いた奥州藤原氏の歴史も学べます。
NHK大河ドラマでよく使われるロケ地としても有名で、現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」のロケ地でもあることでも知られています。
◆えさし藤原の郷
住所:岩手県奥州市江刺区岩谷堂小名丸86-1
電話番号:0197-35-7791
営業時間:9:00~17:00(3月~10月)、9:00~16:00(11月~2月)
定休日:年中無休
えさし藤原の郷
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりのロケ地④高根城址
高根城址は、浜松市北部の長野県境付近にある城址です。
標高420メートルにあり、飯田線・向市場駅の南側、久頭合の山頂にあります。山頂までのルートは2通りで、比較的楽なルートは、山門広場から公園内を通り、高根城の南側に出る道です。
山城を存分に味わいたい方向けのルートは北側駐車場の登城口から、山中にある階段を登るルートになります。
自然あふれる風景が広がる、眺めがいい場所でもあるそうですよ。
◆高根城址
住所:静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」
おわりに
NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のゆかりのロケ地を4ヶ所ご紹介しました。
平成29年度の大河ドラマは静岡県浜松市がロケ地の中心となっています。
放送前にロケ地巡りをしてみると、より作品を楽しめるかもしれませんね。