はじめに
京都府京都市には有名な観光地「二条城」がありますが、行かれたことはありますか？
徳川家にゆかりのある美しい立ち姿が印象的な「二条城」の魅力や、押えておきた見どころポイントをご紹介します♪
平城の中でも、京都市「二条城」の美しさはピカイチ☆
京都の観光スポットとして、外せないのが「二条城」ではないでしょうか？
徳川慶喜によって、大政奉還が行われた場所としても有名ですよね。
もともとは、徳川家康が京都に宿泊するために造営し、徳川家光によって増築された城として、広く知られています。
「二条城」の魅力は、なんと言ってもその美しい平城の姿を、今に残している点です。
日本の100名城にも選定されているんですよ♪
京都市「二条城・二の丸御殿」の魅力
「二条城」を訪れたら、忘れずに見ておきたいのが、国宝「二の丸御殿」です♪
この「二の丸御殿」は、桃山時代を代表する建築様式「武家風書院造り」が採用された、6つの棟が建ち並んでいるんです。
この6棟は、細い渡り廊下でひと続きになっています。
順に、豪華な装飾の「車寄」、広大な床面積を誇る「遠侍」、将軍が朝廷からの使者(勅使：ちょくし)を迎えた「勅使の間」、献上品の取り次ぎをした「式台」、大政奉還を発表した歴史的「大広間」、襖絵で有名な「黒書院」、将軍の寝室兼居間の「白書院」が、東南から北西にかけて雁行に並んでいます。
どこから見ても美しい、「二条城・二の丸庭園」
国の史跡や特別名勝にも指定されている、江戸時代に造られた書院造りの「二の丸庭園」も必見の場所です。
「二の丸庭園」は、二の丸御殿のすぐそばにあります。
たくさんの名石で作られたという池を持つ、庭園なんです。
その池には御亭が建てられ、中央には蓬莱島など3つの島と、その島に架けられた4つの橋、二段の滝の石組を併せ持っています。
どこから見ても美しく映える「二の丸庭園」は、神仙蓬莱の世界を表した庭園と言われているそう。また、八陣の庭とも呼ばれているんですよ。
「二条城」に施された素晴らしい障壁画の世界
「二条城」は、美しい障壁画がたくさん鑑賞できるお城としても有名です。
国宝「二の丸御殿」には、3000面以上の障壁画が遺されていています。
そのうちの1016面は、1982年に国の重要文化財(絵画)に指定されました。
「ニの丸御殿」の6棟のうち、「白書院」以外の棟には、障壁画が装飾されています。
障壁画とは、金箔を貼った面に、鮮やかな岩絵具などを使って描かれた金碧のことです。
「虎の間」では、竹林のトラが険しい表情で描かれていて、迫力ある障壁画になっています♪
◆元離宮二条城
住所：京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
電話番号：075-841-0096
入城時間：8:45～16:00(17:00に閉城)
休城日：年末年始(12/26～1/4)、毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日
※ただし当該日が休日の場合は，その翌日が休城日。
入城料：大人600円、中・高校生350円、小学生200円
元離宮二条城
おわりに
京都府京都市にある「二条城」では、国の史跡や重要文化財、特別名勝や国宝といった、たくさんの貴重な文化財が鑑賞できます。
桜の名所としても有名で、春になると場内一円に咲く400本の桜が美しくライトアップされるんです♡
様々な魅力が詰まった「二条城」を訪ねてみてはいかがでしょうか？
