はじめに
歴史の波にもまれ、さまざまな文化の薫りが残る台湾。台中から始まった歴史的建造物のリノベーションブームは、台湾全土に波及し、今も各地で修復作業が続けられています。台北と台中をめぐった前編に続く後編では、東台湾へご案内。宜蘭&台東にある3軒を建築士の林彥穎氏の解説と共に見ていきましょう。![公務員の宿舎をホテルに。オールドスタイルの滞在が楽しめる「神農青舎」。](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/7751235daa40dc5f00f7d02724f33aea_lg.jpg)
公務員の宿舎をホテルに。オールドスタイルの滞在が楽しめる「神農青舎」。
![](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/8a31fc4822c732ac850ddaed1d22f814_lg.jpg)
◆神農青舎 SHEN NONG VILLAGE
住所:台湾宜蘭縣宜蘭市神農路二段96號
電話:+886-3-935-2770
![南国の緑の中にたたずむポストモダン建築「旅行博物館」でエキゾチックな滞在体験。](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/1f0b9a90a6724574966d5009d2008b43_lg.jpg)
南国の緑の中にたたずむポストモダン建築「旅行博物館」でエキゾチックな滞在体験。
ところ変わって、こちらは台東。国立台湾史全文化博物館内にある「旅行博物館」は、台湾初の博物館公園内ホテル。国際的に有名なポストモダン建築家・Michael Gravesの設計によるもので、15000平米の緑豊かな公園内にたたずむ、知る人ぞ知る貴重な建築です。![](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/92cb39aade8400ad8ec91401125bc629_lg.jpg)
レトロな建物のモダンな客室での宿泊体験、書籍、映画、文学、芸術、そして美食の融合体験…そのミックス感覚が新鮮です。館内レストラン「花里岸」では、地元の小規模農家から仕入れた食材を使ったフレンチのコースを中心としたメニューがいただけます。
◆旅行博物館Hôtel du Musée
住所:台湾台東市博物館路1號
電話:+886-8-938-0064
![日本統治時代の建物を地元の文化発信基地「台東故事館」として活用。](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/2ae03f92df8516d6885abc19744eca6a_lg.jpg)
日本統治時代の建物を地元の文化発信基地「台東故事館」として活用。
台東の中心地にある「台東故事館」は、日本統治時代から受け継がれてきた歴史ある建物。元々は地政事務所として使われていましたが、その歴史的価値や多様な芸術性を擁する土地柄に鑑み、文化的ランドマークとして活用することに。![](https://image.kingsoft.jp/starthome/tabiiro/2022-12-10/eb5f8467cc4e111220a681e2b6bd5a5f_lg.jpg)
◆台東故事館 TAITUNG STORY MUSEUM
住所:台湾台東市博愛路478號
電話:+886-8-934-6203