はじめに
日本の古都といえば京都。京都といえば鴨川がシンボルの一つですよね♪
鴨川といえば「納涼床」が有名です。
京都の夏の風物詩・納涼床は、実は毎年9月末まで楽しめるんです♪
そこで、納涼床の歴史やマナー、気になるお店をご紹介します♡
夏の風物詩！京都鴨川納涼床の歴史
日本の夏の風物詩といえば、京都・鴨川の納涼床(のうりょうどこ)。
京都の酷暑の中、涼しげな風情が、地元民や観光客の目を楽しませてくれるんです♪
納涼床は豊臣秀吉の時代、三条・五条橋の架け替えが行われた際に、鴨川付近では物売りなどで賑わうようになりました。
そこに富裕商人などが見物席を作り、茶屋ができたことが納涼床の始まりなんだとか。
その後、戦争によって営業が禁止になるといった期間を経て、姿を変えながら徐々に現在の川床の形に近づいていったといいます。
みんな大好き♡Starbucks Coffeeも納涼床でおもてなし
みんなが大好きなStarbucks Coffee(スターバックスコーヒー)。
京都三条大橋店では、実は納涼床を設けているんです！
鴨川の納涼床で涼しくフラペチーノやコーヒーを楽しめるなんて、ファンにはとても嬉しいですよね♡
京都のような古都の日本代表地域が、Starbucks Coffeeのような若者にも人気のある海外のブランドと上手に協力しているという、素敵なビジネスモデルですよね。
京都三条大橋店が納涼床を取り入れようとした際は、組合の役員から反対されたそうですが、3年がかりでようやく実現できたそう。
ちょっと敷居の高いイメージがある納涼床ですが、Starbucks Coffeeなら入りやすい♪
納涼床を体験する入門編として、こちらからスタートするのはいかがでしょうか？
◆スターバックス・コーヒー 京都三条大橋店
住所：京都府京都市中京区三条通河原町東入中島町113番 近江屋ビル
電話番号：075-213-2326
営業時間：8:00～23:00
定休日：不定休
スターバックス・コーヒー 京都三条大橋店
お酒が似合う先斗町エリア／納涼床で唯一のカウンターがある、Bar ATRANTIS
京都・先斗町といえば、江戸時代から続く花街として知られています。
石畳が敷かれた狭い道に、こぢんまりとした飲食店が並んでいます。
夕暮れ時になると、千鳥紋の提灯がオレンジ色に灯り、一層風情のある町並みになるんですよ♡
そんな先斗町には、納涼床が設けられているお店が多く、和食やフレンチ、カフェなどバラエティに富んでいます。
その中でも、納涼床を設けるお店で唯一、カウンターバーがあるのが「Bar ATRANTIS」です。
鴨川のせせらぎを聴きながらの美味しい一杯が楽しめます。
夕暮れ時の待ち合わせや、星空の下で食事の後の一杯など、大人の時間を過ごしたい……そんな気分にぴったりのお店ですね。
ちょっと背伸びして訪れてみませんか♡
◆Bar ATRANTIS(バー アトランティス)
住所：京都府京都市中京区松本町161
電話番号：075-241-1621
営業時間：18:00～2:00(日曜日は1:00まで)
定休日：無休
Bar ATRANTIS
気持ち良く過ごしたい♡納涼床のマナー
京都といえば鴨川。
せっかくの夕涼みは気持ち良く過ごしたいですよね。
そこで、納涼床で気をつけたいマナーをご紹介します。
①裸足……和洋中など様々なジャンルのお店がありますが、基本的には靴を脱ぐお店も多いので、裸足はNG。どうしてもの場合は、すぐに履けるように靴下を準備しておけば安心ですね◎
②タバコ……喫煙可能なお店やお席もありますが、納涼床の場合は室内と違って風が吹きます。周りの方に煙がいかないよう、風の向きには気をつけて♡
③声のトーン……納涼床は、決して広い訳ではありません。隣のテーブルや隣のお店にも声は筒抜けてしまいます。川のせせらぎを楽しめる程度に、声のトーンはご注意を！
おわりに
納涼床は京都の顔！鴨川の風物詩でもあります♡
歴史やマナーを知った上で訪れるとまた楽しいですね。
色々な楽しみ方ができる最近の納涼床に、これからも大注目です！
