はじめに
ベトナムといえば、お料理がおいしいアジア地域の観光スポットですよね♪
そんなベトナムには、その景観が認められた世界遺産が存在します。
そこで今回は、ベトナムの自然遺産「ハロン湾」をご紹介いたします。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾とは?
ハロン湾は、世界遺産に指定されているベトナムの代表的な景勝地です。
ハロン市の南に位置しており、カットバ島のほかに大小3,000ほどの奇岩や島々があります。
中国の桂林とよく似た景観が特徴で、これは桂林と同じ石灰大地でつながっているためです。
そのことから、ハロン湾は「海の桂林」と称されることもあります。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾の歴史
ハロン湾は元々、海でした。
その後、数億年の歳月をかけて石灰層が形成され、隆起していき、陸地となりました。
しかし、一度隆起した陸地が再び沈降したことにより、島が形成されました。
そして、島々が水の浸食によって削り取られて、不思議な形状の奇岩ばかりが海から顔を出しているように見えるのです。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾の伝説
ハロン湾はには、龍の伝説があります。
伝承によると、中国がベトナムに侵攻した際に、龍の親子が現れて中国軍を一掃したといいます。
その後、龍の親子が口から吐き出した宝石が、ハロン湾の島々になったといわれています。
そのため、ハロン湾を漢字表記すると「下竜湾」となっているのです。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾の見どころ
ハロン湾の見どころは、海の上に浮かぶ奇岩があげられますが、実は鍾乳洞もお勧めです。
1990年に発見されたばかり鍾乳洞が「ティエンクン洞」です。
とても巨大な鍾乳洞で、観光用に幻想的にライトアップされています。
入り口の太陽光が差し込んで照らし出す石柱や、つららも鍾乳洞の幻想的な雰囲気を引き立てています。
また、足元には間欠泉もあり、より一層自然の不思議を体感することができますよ♪
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾のおすすめアクティビティ
ハロン湾を楽しむには、クルージングがおすすめです。
3~5時間の程度の日帰りクルーズが人気となっています♪
料金もリーズナブルで、ハロン湾の見どころをたくさん遊覧できますよ☆
ハロン湾だけでなく、鍾乳洞見学や船内昼食がセットになったものや、水上家屋見学が組み込まれているツアーもあります。
しかし、料金がその分上がりますので、注意が必要です。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾を訪れる際の注意事項
ハロン湾は、四季によって天候に大きな変化があります。
気候の影響で、自分の望む景観を見ることができない可能性もあるので、注意が必要です。
また、ハロン湾の観光は、個人で行くことができません。
そのため、ハロン湾近郊の都市や町から出ているツアーに参加する必要があります。
クルージングは、日帰りと宿泊タイプの2種類がありますので、予算や目的によって決めることをおすすめします♪
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾へのアクセス方法
ベトナムの首都ハノイからハロン湾までのアクセス方法は、公共のバスです。
ハノイ市内にある4つの長距離バスターミナルから、ザーラム・ターミナルとルオンイエン・ターミナルからバイチャイ粋のバスが出ています。
価格はリーズナブルですが、ハノイからハロン湾のあるバイチャまでは約170kmあり、所要時間は3時間~4時間となっています。
そのため、ハノイ発のクルーズツアーなどの申し込むことをおすすめします。
ベトナム世界遺産「ハロン湾」の魅力と見どころ:ハロン湾と併せて訪れたいスポット
ハロン湾と併せて訪れたいのが、「ハノイのタンロン皇城の中心区域」です。
タンロンとは、「昇竜」という意味です。
1010年~1804年までのベトナムに興った各時代の王朝は、首都をタンロンに置きました。
そのため、各時代遺跡が重なって発掘されています。
ベトナム王朝の歴史を感じることができるスポットですよ♪
おわりに
ベトナムの世界遺産「ハロン湾」では、自然が作り出した芸術的な島々を見ることができます☆
ただ、天候が不安定なので、確実に絶景を見たい方は、宿泊クルージングで時間によって変わる景色をご堪能ください♡