はじめに
観光クルーズや、離島への移動手段など、海辺の旅行に欠かせないのが船ですよね。船はずっと波に揺られているので、酔いやすい人には辛い乗り物でもあります。今回は薬に頼らず船酔いを避ける方法をご紹介します。
薬に頼らず船酔いを避ける4つの方法 ①空腹状態は避けましょう
船に限らず、乗り物酔いをしやすいのは空腹の状態。乗り物酔いしやすい人は、いったん乗り物に乗ってしまうと、それからなにかを食べると気持ちが悪くなってしまうものですよね。そこで、空腹の状態はなるべく避けましょう。もちろん、胃にもたれるものは気分が悪くなってしまうのでおすすめできません。お腹がいっぱいになっても胃に負担のかからないものを食べてから乗船しましょう。
薬に頼らず船酔いを避ける4つの方法 ②ミントタブレットを常備
口の中をすっきりさせてくれるミントタブレットは、乗り物酔いの大きな味方です。特に外国製のストロングミントなどは、もともと船乗りが船酔いのときに食べて気分をすっきりさせるのに使っているものが売られていたりするので、その効果は期待できます。
ミントタブレットが手に入らなければ、せめて爽快感のあるキャンディや、眠気覚まし用の刺激が強いガムなどを持っていくといいかもしれません。口の中だけでなく、胃の中からすっきりして、一度酔いを感じてしまったあともかなり立ち直りやすくなりますよ。
薬に頼らず船酔いを避ける4つの方法 ③手首のツボ
乗り物酔いの症状を抑えるツボというのが手首の内側にあるそうで、船酔いの症状を感じたらそこを押すことで、吐き気を解消できるはず。ツボがあるのは手首の付け根から指三本分さがったあたりの中央で、そこを反対の指で指圧します。それを何回か繰り返していくうちに、気分がよくなるそう。このツボを押すための「シーバンド」という乗り物酔い防止のリストバンドも売られているので、不安な方は手に入れてみてくださいね。
薬に頼らず船酔いを避ける4つの方法 ④酔いにくい体勢
乗り物酔いを避けるために、体勢を整えまるのもひとつの手です。体を締め付けるものは外して、なるべく楽な姿勢がとれるように工夫して座るといいそう。一番大事なのは、進行方向を向いておくこと。ボックスシートのようになっていると、席によっては進行方向に背中を向けてしまうことがありますが、これは絶対避けた方がいいです。そして運転をしている本人は酔わない、とよく言われているので、運転士のつもりになって船の揺れに体をゆだねましょう。
おわりに
乗り物酔いを避ける準備は乗る前からできますので、これらのことに気をつけて過ごしてください。もちろん酔いたくはないですが、エチケット袋をカバンに入れておくだけでも不安は軽減されるので、準備しておくことをおすすめしますよ。