はじめに
奥鬼怒温泉郷は、関東最後の秘湯と名高い温泉郷です。
栃木県日光市川俣にある温泉の総称である奥鬼怒温泉郷は、温泉はもちろんのこと、野湯や天然記念物の湯沢噴水塔など見どころがたくさんあるんですよ♪
栃木県の秘境「奥鬼怒温泉郷」とは?
奥鬼怒温泉郷である栃木県日光市川俣には、
・加仁湯(かにゆ)
・八丁の湯
・日光沢温泉
・手白温泉の
以上4件の温泉宿があります。
これをまとめて奥鬼怒四湯(おくきぬよんとう)と呼ばれています。
ちなみに、どの温泉も源泉はバラバラで、八丁の湯は名前の通り、源泉が8つもあるんだとか1
加仁湯は、5つの源泉を使用した温泉を提供していますよ。
そのため、それぞれの宿で、全く違う源泉の温泉に入ることができるんです!
◆奥鬼怒温泉郷
住所:栃木県日光市川俣
電話番号:0288-77-2052(日光市観光協会鬼怒川・川治支部)
奥鬼怒温泉郷
加仁湯温泉の歴史
奥鬼怒温泉郷の温泉が湧出た時期は不明ですが、古くから地元の人が温泉を利用していたことが分かっています。
温泉郷が形成されたのは、昭和初期のこと。
温泉郷に電気と電話がひかれたのは1986年でした。
それまでは各宿では自家発電やランプが使用されていたんだとか。
さらに、1988年に奥鬼怒スーパー林道が開通するまでは、徒歩でしか奥鬼怒温泉郷にアクセスするすべがなく、本当に秘境の中の秘湯でした!
現在でも奥鬼怒温泉郷に通じるスーパー林道は、日光国立公園内にあることから、一般の車は制限されています。
徒歩、タクシーもしくは、加仁湯と八丁の湯から出ている送迎バスを利用してのアクセスしかできませんので、ご注意くださいね♪
奥鬼怒温泉郷のおすすめアクティビティ
奥鬼怒川に訪れたら、もっと自然を満喫できるスポットがあります。
奥鬼怒温泉郷からさらに600mほど行った場所にある、鬼怒沼(きぬぬま)です。
標高2,020m前後の高地にある湿原なんですよ。
大小48個もの泥炭層にできた池塘(ちとう)を浮かべた沼は、人の立ち入りも少なく、自然の美味しい空気を胸いっぱい吸い込むことができます♡
さらに草紅葉の時期の8月下旬から9月下旬には、湿原全体燃えるような真っ赤な色に染まるんです!
緑の湿原も美しいですが、赤い湿原も美しくておすすめですよ♪
◆鬼怒沼(きぬぬま)
住所:栃木県日光市川俣
電話番号:0288-97-1126(日光市観光協会湯西川・川俣・奥鬼怒支部)
鬼怒沼
奥鬼怒温泉郷のおすすめお宿
奥鬼怒温泉は4件の温泉宿がありますが、源泉の数が一番多く、送迎サービスを行っている「八丁の湯」を今回はおすすめします。
温泉は、100%自然湧出温泉かけ流しの温泉で、満足することができますよ。
食事は、栃木産の食材を使用した山の幸が中心♡
鴨しゃぶやもみじ刺しにもみじのステーキなど、美味しい食事を堪能することができますよ。
◆八丁の湯
住所:栃木県日光市川俣876
電話番号:0288-96-0306
八丁の湯
おわりに
奥鬼怒温泉郷は人が少ないので、日頃の喧騒を忘れてまったりと温泉を楽しみたい方にはおすすめです。
むかしの名残で、混浴温泉などもありますが、女性専用お風呂もきちんとありますので、安心してお風呂を楽しむことができますよ。
ぜひ、奥鬼怒川温泉郷で静かなひと時をお楽しみください♡