はじめに
「将棋駒」生産量日本一の山形県・天童市。全国の将棋駒生産量の大部分を占める天童特産の将棋駒産業のおこりは、江戸時代、旧天童藩士が内職として始めたことに由来するといわれています。
そのため、市内には駒に関するモニュメントやスポットが数多くあり、楽しく散策できるのも魅力のひとつ。効能豊かな温泉もある天童市で、スローな旅をしてみませんか。
![天童市でやりたいこと①将棋駒の歴史を知る](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/768584/large_768584_1.jpg)
天童市でやりたいこと①将棋駒の歴史を知る
天童駅に隣接している「天童市将棋資料館」では、将棋の発生と日本への伝来・世界の将棋・駒の製作工程・駒工人の作品など、将棋と将棋駒に関することをわかりやすく展示。館内では世界の将棋について学べるコーナーや原木展示もあり、将棋により親しめるスポットです。
◆天童市将棋資料館
所在地:天童市本町1-1-1
電話番号:023-653-1690
営業時間::00~18:00(最終入館17:30)
定休日:第3月曜日 ※祝日の場合は翌日、※年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人300円、高校・学生200円、小・中学生100円
![②歩道詰将棋を探す](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/768584/large_768584_2.jpg)
②歩道詰将棋を探す
市内には、天童温泉通りを中心に全19ヶ所に詰将棋があります。こちらは将棋連盟天童支部のメンバーによる作品とのこと。
将棋のまちらしく、市内にはいたるところにモニュメントやスポットが設置され、歩道詰将棋のほか、将棋橋といわれる将棋駒が飾られた橋が多くあります。街の案内板、マンホールも将棋のデザインが施されているなど、どこもかしこも将棋駒だらけ。街中を散策して、隠れ将棋駒を探すのも面白そうですね。
![③天童和牛を食べる](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/768584/large_768584_3.jpg)
③天童和牛を食べる
「天童和牛」は、肉のキメが細かく、食味が美味しい牛肉といわれる山形牛の一種です。そのおいしさから、ふるさと納税の返礼品として選ばれ、県内外から高い評価を得ています。
その美味しさの秘密は脂質にあるといわれ、ジューシーな味わいが特徴。美しいサシの入った、贅沢なお肉をぜひ味わってみてください!
![④天童温泉を楽しむ](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/768584/large_768584_4.jpg)
④天童温泉を楽しむ
天童市は温泉の街として知られ、1911年に田んぼの中に高温の源泉を掘り当てたのがはじまりです。疲労回復や心身のリラックス効果のほかに、硫酸塩温泉特有のきりきずや抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などに加え、美肌効果があるとされています。
市内には近代的ホテルから純和風旅館までいろいろなタイプの宿があり、それぞれ広々とした大浴場や個性的な露天風呂で天童温泉を楽しめます。
さらに、市内三か所に天の湯・童の湯・駒の湯という足湯があるので、観光がてら立ち寄ってほっと一息つくのもおすすめです。
おわりに
市内にある詰将棋問題は歩道のほか、公園内、電柱にまで設置されているそう! 将棋ブームの今だからこそ、将棋駒を有名な天童市を旅してみてはいかがでしょうか。