はじめに
▲日田の山と川と光と音 齋藤 精一 (Rhizomatiks Architecture)
冬の代表的なイベントといえばイルミネーションですが、全国には冬の夜を楽しむイベントが満載です。現代アートやナイトウォークなどワクワクするものばかり! 今年はいつもと違った、この時期ならではのイベントを楽しんでみませんか?
雄大な自然と個性的なアートを一緒に楽しむ「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」
個性的な現代アートの展示、「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が、11月3日(日)~12月1日(日)の期間で開催されます。横須賀にある無人島の猿島を夜間開放して行われるアートイベントで、今年が初開催。昔の砲台跡や弾薬庫跡が残る独特な景観とその歴史、また、島周辺で暮らす人たちの暮らしなどからインスピレーションを受けたアートプロジェクトが楽しめます。
▲参考画像:WILD DOGS
このイベントのプロデューサーである株式会社ライゾマティクスの齋藤精一さんや、オノ・ヨーコともコラボ経験のあるクリエイティブユニットのワイルドドッグスなど国内外のアーティストが多数参加。暗闇の無人島の中、アートプロジェクトが伝える様々な感覚や感情を、持てるすべての感覚を研ぎ澄ませて体感してください。
◆Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
住所:神奈川県横須賀市猿島1番(猿島公園)
時間:17:30-21:30
料金:3,500円 他(Peatixにて事前購入制 )
新しい姫路城の楽しみ方「姫路城ナイトファンタジア おとぎ幻影伝」
姫路城の場内12ヶ所で、11⽉9⽇(⼟)〜30⽇(⼟)の期間に「姫路城ナイトファンタジア おとぎ幻影伝」が開催されます。姫路城やその周辺に古くから伝わる伝説やおとぎ話をモチーフに、光や映像を使った物語をオムニバス形式で繰り広げます。
Eテレ「シャキーン!」のロゴやオープニング、エンディング、タイトル文字を手掛けるイラストレーターのいぬんこさんがキャラクターデザインを担当。そのキャラを動かすのは、クリエイティブユニットのsankakuが務めます。また、ウォータープロジェクションやシースループロジェクションといった新しい手法を用いるATWASと、アート集団のミラーボーラーがコラボした幻想的な空間演出は見逃せません。国宝・姫路城の新しい一面を知ることができますよ。
◆姫路城ナイトファンタジア おとぎ幻影伝
場所:姫路城 姫路城 ⼆の丸・お菊井⼾・備前丸・三国堀
時間: 18:00〜21:00(⼊城20:00まで)
料⾦ :⼤⼈ 1,500円 ⼩⼈500円 (⼩学⽣以上 ⾼校⽣以下)
大阪の街が光に包まれる「Art of Light ~ Projection Mapping ~」
▲作品のイメージ 1部:Art of Light ~ Projection Mapping ~
11月4日(月・振休)~1月31日(金)の期間に、大阪各所を舞台にその場所の魅力を活かした光の演出を行う「大阪・光の饗宴2019」が開催されます。今年で7年目を迎えるこのイベント、今年はエリアプログラムに21団体が参加し25もの光のプログラムが大阪の街を彩ります。イルミネーションや噴水ショーなど、街を歩き回りたくなるようなプログラムが満載です!
また12月31日(火)までは、御堂筋の全長4km、梅田~難波の区間でイルミネーションが点灯。世界的にも大きなスケールの光の道は、まさに圧巻の光景です。2015年にはギネスにも認定され、今年はSNS映えする写真や動画を撮影できる演出も予定されています。
◆御堂筋イルミネーション2019
場所:御堂筋(阪神前交差点~難波西口交差点)
期間:11月4日(月・振休)~ 12月31日(火)
時間:17:00頃~23:00
さらに、大阪市役所周辺~中之島公園で行われる「OSAKA光のルネサンス2019」では、大阪市中央公会堂の壁面を使ったプロジェクションマッピングや水辺を生かした光の演出が行われます。みおつくしプロムナードでは、全長約150mのケヤキ並木でイルミネーションが点灯。音楽にシンクロしながら輝く光のトンネルは、観光客に人気の演出です。
◆OSAKA光のルネサンス2019
場所:大阪市役所周辺~中之島公園
期間:12月14日(土)~12月25日(水)
時間:17:00~22:00(一部プログラムは16:00~23:00)
おわりに
アートやプロジェクションマッピングなど、ワクワクするようなプログラムばかり! 寒さに負けず、この時期だけの光の演出で冬の夜を思いっきり楽しみましょう!