はじめに
創業は今から160年前。
柏屋は、福島県郡山市の老舗の菓子舗で、日本三大饅頭の一つの「薄皮饅頭」を作っている薄皮饅頭の専門店でもあります。
日本三大饅頭とは何なのか、柏屋の「薄皮饅頭」とはどんな和菓子なのか、ご紹介していきます♪
柏屋の看板商品「薄皮饅頭」
「薄皮饅頭」とは、福島県郡山市を代表するお土産菓子として知られ、郡山市の老舗和菓子店柏屋が製造販売しています。
その名の通り、あんこを薄い皮で包んだ、甘さが美味しいお饅頭なんです。
柏屋の造る「薄皮饅頭」の特徴は、あんこを包む茶色い皮。
小麦粉と黒糖を使った甘めの茶色い皮で包むのは、北海道産の小豆を職人の技で美味しく煮炊きした、さらっとした甘味のこしあんと、甘さ控えめで素朴な味わいの粒あんの2種類のあんです。
それぞれの美味しさが味わえるお饅頭ですよ。
柏屋薄皮饅頭は、日本三大饅頭の一つ
職人が一つ一つ手作りする薄皮饅頭には、薄皮職人の名前が入った専用の掛け紙に包まれています。
丁寧に作られている「薄皮饅頭」は、日本三大饅頭の一つでもあるんです。
ところで、日本三大饅頭はご存知でしたか?
東京の志ほせ饅頭、岡山の大手まんぢゅう、福島の柏屋薄皮饅頭が日本の三大饅頭と言われ、日本の饅頭界を牽引する大きな存在となっています。
また、三大まんじゅうサミットなるものも定期的に開催されているんです。
お饅頭の世界は、なかなか深いものなのですね。
種類が豊富に揃う柏屋薄皮饅頭
一口サイズで食べやすい、柏屋の「薄皮饅頭」は、普段、気軽に買うことができる商品と、慶時や弔事の時にふさわしい詰め合わせや、せいろ・風呂敷に包まれた風格ある商品など、様々に揃っています。
通常買い求める事ができるのは、ベーシックな柏屋薄皮饅頭、薄皮職人手づくりの柏屋薄皮饅頭、ミニサイズの柏屋薄皮小饅頭、通販限定の冷凍柏屋薄皮饅頭と、薄皮饅頭に使われている、こだわりの自家製餡の5種類です。
福島県名物の薄皮饅頭を、目的や用途に合わせて購入が出来ますね♪
本店や各店舗で開催されている、薄皮饅頭の体験教室
福島県だけでなく日本を代表する柏屋の「薄皮饅頭」には、うすかわくんという、ゆるキャラも存在します。
うすかわくんと楽しむイベントや、朝6時からの朝茶会、柏屋薄皮饅頭の手づくり体験などが定期的に開催されています。
人気の柏屋薄皮饅頭手づくり体験は、通常は200円の参加料が必要なのですが、毎月第3日曜日の薄皮饅頭の日には無料で参加できるんです♡
申し込みから出来上がりまで約40分間、1人4個の薄皮饅頭作りを楽しめます。
出来立ての薄皮饅頭は専用の箱が用意されているので、その場で食べても持ち帰ってもOKです♪
限られた店舗のみですが、本店以外でも手づくり体験は開催されています。
薄皮饅頭の魅力を間近に感じられますね♪
◆柏屋本店
住所:福島県郡山市中町11-8
電話番号:024-932-5580
営業時間:10:00~19:00
定休日:無休
柏屋
おわりに
柏屋薄皮饅頭の町・郡山市には、菓子の神様を祀った萬寿神社があり、毎年春と秋にはまんじゅう祭りが開かれています。
また、萬(よろず)の寿(ことぶき)の意味を持つ萬寿神社は縁結びの神様とも言われ、良縁、子宝、家内安全、長寿などのご利益が期待できるそうですよ♪