はじめに
日本ではない別の国で、災害に遭遇したら……と考えざるを得ない昨今。
万一、海外で居合わせてしまったら、どのような行動をとれば良いのでしょうか。
いざというときのための、対処法をご紹介します!
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海外で災害に遭遇した際の対処法▶︎ラジオを携行する
自然災害はいつ、どこで、どんなものに遭遇するのか予想がつきません。
もし、天災や事故、事件が起こった場合、最新の情報を常に把握することが重要です。
はじめは安全な地域にいても、徐々に避難しなければならない状況も考えられます。
そのため、携帯ラジオを持ち歩くことで、スマートフォンや通話が繋がらない場合でも、情報を得ることはできるんです。
充電式のものよりは、乾電池で稼働するものを用意すると安心ですね。
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海外で災害に遭遇した際の対処法▶︎まずは日本大使館へ
地震や津波などの緊急事態や自然災害が起こった場合には、ひとまずその国の日本大使館や領事館などの在外公館へ行きましょう。
緊急事態発生地に滞在する日本人の安否確認や、日本人被害者への支援を行っているほか、日本にいる家族とも連絡をとらせてくれます。
渡航先の大使館の位置を確認したり、アクセス方法をチェックする習慣をつけましょう♪
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海外で災害に遭遇した際の対処法▶︎3ヶ月以上滞在している人は在留届を
緊急事態発生の際の安否確認に必要なのが、在留届です。
安否確認は在留届の住所をもとに行われるため、3ヶ月以上滞在している方は必ず在留届の提出を先に済ませておきましょう。
短期の滞在の場合は、「たびレジ」というものに登録しておくと、その情報に基づいて安否確認をしてくれます。
日本にいる家族の心配を少しでも減らしましょう。
こうしたものに登録するほか、旅程を国内にいる家族や知人に共有したり、定期的に連絡をするように心掛けてください。
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海外で災害に遭遇した際の対処法▶︎出国支援を受ける
日本大使館では、安否確認や家族への連絡を取り合ってくれるだけでなく、避難方法の手引きや、日本への出国支援も受けられます。
退避にかかる費用を出してくれるわけではありませんが、日本にいる家族や友人からの送金方法を助言してくれます。
困った時に相談できる心強い味方として、覚えておくのが良さそうですね♡
おわりに
もしもの時に備えて、旅立つ前からしっかりと対策しておきたいものです。
海外旅行保険に加入しておく、その土地で起こりうる災害を把握しておくなど、事前にできることもたくさんあります。
事前に知識を身に付けて、トラブルが起こっても慌てず、慎重に行動できるようにしましょう♡