はじめに
東京都心から、最短で1時間程度。きらびやかな都会の観光から少し方向性を変えて、豊かな自然と文化が息づく茨城県で、神社を中心としたパワースポットを巡る旅はいかがでしょう。東京から日帰りで行ける距離なので、長期滞在の気分転換に、ぜひ足を運んでみて。未だ知らない日本の魅力を感じることができますよ。
①国生みの夫婦神が祀られる筑波山神社
「筑波山神社」は、茨城県のシンボルともいえる「筑波山」全体を御神体とする神社です。
筑波山は西側の男体山、東側の女体山の2つからなり、男体山の神イザナギノミコト、女体山の神イザナミノミコトという夫婦神が祀られています。
そのため、縁結び、夫婦和合、家内安全、子授けなどのご利益があるとされ、パワースポットとしても人気。ご利益はもちろん、境内にある御神木の大杉や、拝殿の大鈴の迫力はそれだけでも訪れる価値があります。
「筑波山神社」は山の中腹にあることから、ここから筑波山を登山するコースも。自然と触れ合いながらの散策がおすすめです。
◆筑波山神社
住所:茨城県つくば市筑波1
電話番号:029-866-0502
営業時間(開催期間):通年
定休日:無休
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②関東で最古の歴史を持つ鹿島神宮
「鹿島神宮」は、全国に約600社もある鹿島神社の総本社であり、東国三社のひとつという、昔の地域分けの中で最も格式の高い神社です。創建は紀元前660年で、関東では最古の神社だと言われています。
祀られているのはタケミカヅチという武の神なので、訪れる人の中には武道上達や必勝祈願にを目的とする人が多く、有名アスリートも参拝に訪れています。本殿の奥には杉林が続いていて、庭園や御手洗池などの散策が楽しめます。
◆鹿島神宮
住所:茨城県鹿嶋市宮中2306-1
電話番号:0299-82-1209
営業時間(開催期間)通年 8:30~16:30
定休日:無休
料金:宝物殿拝観料=大人300円、小人100円/縁結び=800円/勝守=500円/幸運守=800円
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③美しい日の出も見所の大洗磯前神社
「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」は、オオナムチノミコトを祀っている神社で、地元の人々からは「大洗さま」として親しまれています。縁結びの神様なので、男女の縁だけでなく仕事での縁や神様とのご縁にも効果があるといわれています。
また、大洗には太平洋に面した海岸があり、真東を向いた海岸から鳥居越しに朝日が見られることでも有名です。毎年元旦には初日の出奉拝式が行われ、由緒ある海岸からの絶景を堪能することも。ぜひ足を運んでみてください。
◆大洗磯前神社
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
電話番号:029-267-2637
営業時間(開催期間):通年
定休日:無休
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④ギネスに認定されるほどの高さを誇る牛久大仏
日本にはたくさんの大仏がありますが、中でも世界最大級の大きさを誇るのが「牛久大仏」です。高さはなんと120メートルもあり、有名な「奈良の大仏」も「牛久大仏」の手のひらにおさまってしまうほど。青銅製の立像としては世界一の高さとしてギネスブックにも登録されています。
大仏様の胎内にはエレベーターが設置され、フロアごとに朝夕と読経が響き渡る黄金の間や写経ができる空間など、仏教世界を感じられる作りになっています。5階は展望エリアになっていて、天候に恵まれればスカイツリーや富士山が見えることも。大仏の周りは小動物と触れ合うことができる公園になっているので、子ども連れにもおすすめです。
◆牛久大仏
住所:茨城県牛久市久野町2083
電話番号:029-889-2931
営業時間(開催期間):通年
9:30~16:30(閉園17:00)、土・日曜、祝日は~17:00(閉園17:30)、10~翌2月は~16:00(閉園16:30)
定休日:無休
料金:拝観料=大人800円、小人400円/写経体験=200円~/金箔張り=300円(1枚)/花畑と小動物公園の入場料=大人500円、小人300円
障がい者手帳持参で本人100~200円引(拝観場所、年齢により異なる)
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おわりに
東京から日帰りで行ける茨城県で、神社や大仏など、日本ならではの歴史を感じられるスポットを4つご紹介しました。神社の厳かな佇まいや荘厳な自然からパワーをもらって、心も体もリフレッシュできるはずです。祀られている神様や由来を知ったうえで足を運べば、さらなるご利益が期待できるかもしれませんね。