はじめに
ふと、田舎のようなゆっくりとした時間の中を楽しみたいと思うことはありませんか?
そう思っても現実的には難しいですよね。今回は、そんな願望をかなえるべく、田舎暮らしのような体験ができる宿をご紹介します。
田舎暮らしのような体験ができるちょっと変わった宿①里創人 熊野倶楽部
世界遺産「熊野古道」がある三重県熊野市。ここには、ちょっと変わった体験ができる宿「里創人 熊野倶楽部」があります。
「美食・宿泊・体験」の3つをコンセプトとした熊野倶楽部では、熊野を感じられる「いいとこどりツアー」や、熊野の苔と山野草を使用した苔ボールを作る「モノつくり体験」など、熊野ならではの体験ができるプログラムが多数用意されています。
用意されている客室は和洋室の「青龍」と洋室のテラスに源泉かけ流しの露天風呂がついた「朱雀」、そして、「青龍」と同じく厳選かけ流し露天風呂とキッチンの付いたコテージがあります。
食事は熊野灘で水揚げされた伊勢海老から、マンボウやアシタカガニ、ワタリガキと言った地物の食材に加えて、熊野地鶏や伊賀米、地物野菜など豊富な食材を使用した創作和食料理。
いいところをぎゅっと詰め込んだ宿で、特別な体験をしてみませんか?
◆里創人 熊野倶楽部
住所:三重県熊野市久生屋町1430
電話番号:0597-88-2045
[tabiiro-gadget]101630[/tabiiro-gadget]
田舎暮らしのような体験ができるちょっと変わった宿②隠庵 ひだ路
奥飛騨にある隠れ宿「隠庵 ひだ路」。広い敷地内に客室はわずか12室。田舎のゆったりとした時間を感じながら、専用の露天風呂や総檜造りの内湯と贅沢な時間を過ごすことができます。
昔懐かしの囲炉裏端で食事をすることもでき、繊細で優しい田舎料理を楽しめます。客室には掘り炬燵が設置され、露天風呂と檜の内湯を完備。プライベート感のある客室で、静かな時間に身体を預けてみませんか?
◆隠庵 ひだ路
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地687
電話番号:0578-89-2462
[tabiiro-gadget]100825[/tabiiro-gadget]
田舎暮らしのような体験ができるちょっと変わった宿③中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ
北海道の静かな森の中にある2階建てのコテージに宿泊することができる「中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ」。100年以上前にドイツの田舎にあった民家を参考にして設計され、異国情緒が漂う田舎の雰囲気を感じることができます。
食事は十勝で採れた食材をふんだんに使用した地産地消のメニューとなっており、シェフがこだわって作ったメイン料理を4種類の中から選べる洋食のコースとなっています。朝は釜で炊き上げたごはんと新鮮な卵の「たまごかけごはん」を食べることができ、田舎ならではの新鮮な味を堪能できますよ。
◆中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ
住所:北海道河西郡中札内村南常盤東4線
電話番号:0155-68-3301
[tabiiro-gadget]100473[/tabiiro-gadget]
田舎暮らしのような体験ができるちょっと変わった宿④あわくら温泉 元湯
岡山県英田群西粟倉村にあった日帰り温泉施設をリノベーションした、天然温泉のゲストハウス「あわくら温泉 元湯」では、里山にある田舎に流れる穏やかな時間を体験することができます。まるで田舎にある親戚の家に帰ってきたかのような、アットホームな空間も魅力。
ゲストハウスのため、旅館やホテルとは違って何事も自分たちでやらなければなりません。ですが、それがさらに田舎の家に帰ってきたかのような気持ちにさせてくれますよ。
泉質の良さが評判の天然温泉は、源泉の温度が14℃と低いので、西粟蔵産間伐材の薪を使用した巻きボイラーで約40℃前後に温めています。薪でお湯を温めている様子は、なかなか他では見られませんよね。
食事は「Farm to Table」をコンセプトにしており、地元で採れた旬の食材をふんだんに使用した予約限定の「女将の晩ごはん」がおすすめ。薪で炊いた白米に手間暇かけて作られた季節のおかずはどこか懐かしさを覚えます。
他にも神戸・北野エリアにあるフレンチレストラン「Matsushima」の松島シェフが監修したオリジナルメニューの「日常ごはん」もありますよ。
◆あわくら温泉 元湯
住所:岡山県英田郡西粟倉村影石2050
電話番号:0868-79-2129
[tabiiro-gadget]101669[/tabiiro-gadget]
おわりに
田舎に流れるのどかな時間は一度経験すると癖になりますよ。緑に囲まれた豊かな自然と清らかな空気を身体いっぱいに感じると、自分だけの特別で静かな時間の中にいるかのような気分になれます。リフレッシュにも最適ですよ。