はじめに
歌舞伎は敷居が高そうと、敬遠している人も多いかもしれません。
でも、一度鑑賞すればハマる人も多い、日本の伝統的な究極の芸術なんです♪
2016年秋は、歌舞伎を観にいきませんか？
芸術の秋にぴったりの「歌舞伎」の魅力と見どころをご紹介します！
歌舞伎とは？歌舞伎の魅力とは？
歌舞伎は、日本の伝統芸能の一つです。
音楽と演劇と舞踊がミックスされた、総合芸術とも言えるでしょう。
歌舞伎の魅力や見どころは、舞台で展開されるセットや演出で、情景や四季の移り変わりを感じられたり、豪華な着物に目を奪われたりしながら、日本の様式美を鑑賞できる点にあります。
花道(はなみち)という独特の舞台の構造を、役者が練り歩く姿も見どころの一つですよ♪
「歌舞伎」で舞台に上がるのは男達だけ
歌舞伎役者は全て男性です。
女方も男性役者によって演じられているんです。
熟練の技により、女性よりも魅惑的に演じるその姿……歌舞伎の魅力とも言えますね。
演目は、「時代物」と「世話物」の2つに分けられています。
「時代物」には、武士が登場したり、合戦が描かれる男の世界が描かれます。
「世話物」は人情味あふれる、江戸時代の町人の生活が表現されていますよ。
「歌舞」を鑑賞できる場所
現在、歌舞伎鑑賞ができる会場は、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、京都四条南座の4つの松竹系劇場になります。
特に東銀座にある歌舞伎専用の劇場「歌舞伎座」は、1889年の開場以来、今日まで国内の代表的な歌舞伎劇場として知られています。
劇場公演以外では、全国各地での巡業公演も行われています。
また、最近は松竹系の映画館で、シネマ歌舞伎が大スクリーンで楽しるようにもなりました。
歌舞伎が身近になりつつあるんですね♪
2016年秋の歌舞伎座公演
それでは最後に、2016年秋に行われる歌舞伎座の公演についてご紹介します。
9月1日(木)〜25日(日)までの予定で、現在公演中なのが「秀山祭九月大歌舞伎」。
華やかな菊花を背景に、繰り広げられる時代物絵巻・鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)と、色と欲におぼれた破戒僧の執念を描いた人気狂言・隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)が鑑賞できる昼の部が11時からです。
親獅子と仔獅子の情愛と迫力の毛振りが魅力の舞踊・連獅子(れんじし)と、男伊達の粋と意地を黙阿弥の名せりふで彩る絢爛の舞台・曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)が、夜の部でたっぷり楽しめます。
また、10月2日(日)～26日(水)には「芸術祭十月大歌舞伎」の公演も控えています。
こちらでは、中村橋之助改め八代目・中村芝翫 襲名披露、中村国生改め四代目・中村橋之助、中村宗生改め三代目・中村福之助 襲名披露、中村宜生改め四代目・中村歌之助 のお披露目も行われますよ♪
歌舞伎美人
おわりに
いかがでしたか？
最近では、歌舞伎役者の方をテレビで見かける機会も多くなりました。
人気役者が出演している舞台はもちろん、日本の美しい伝統芸能を鑑賞できる歌舞伎の舞台は、一度は観てみたいものですね。
2016年秋も歌舞伎は盛況です♪ぜひチェックしてみてくださいね。
