はじめに
海外旅行が難しい世の中になって、もうすぐ一年。大の旅行好きの台湾の人々の興味関心は今、国内旅行に向いています。旅行業界もそんな人々のニーズを満たすべく、趣向を凝らしたプランを提案中。アジアで最初のサファリホテル「關西六福莊生態度假旅館 Leofoo Resort Guanshi」では、アフリカのお面文化を楽しむマスクフェスティバルを開催中。現地の体感に違わぬ雰囲気、伝統文化と現代アーティストとの融合によるクリエーションなど、はるか彼方のアフリカを身近に感じるイベントが目白押しです!キリンが挨拶にやってくる!? 部屋にいながら生態観測を楽しむホテル。
新竹縣關西鎮に位置する「關西六福莊生態度假旅館Leofoo Resort Guanshi」は、台北からバスで約1時間半、高速鐵路(新幹線)の新竹駅から車で約30分の立地にある“アフリカ”です。広大な草原を囲むようにホテルが建てられ、部屋にいながら野性味あふれる草食動物たちの生態観測が楽しめるとあって、ファミリー層から絶大な支持を得ています。ホテル内には、サファリ気分を高める工夫がいろいろ。
全161室あるゲストルームは、アニマルモチーフを取り入れ、サバンナ気分が高まるインテリア。館内では多元的な生態学習イベント、アフリカンダンスの迫力あるステージを開催するほか、異国情緒満点のテーマレストラン、プレイルームやギフトショップなど、すべての施設がコンセプチュアル。また、研修などでの利用に対応すべく、会議室も完備しています。年に一度のフェスティバル、館内のそこここがお祭り仕様に。
この時期の注目は、2021年1月3日まで開催されるイベント“アフリカン・パフォーマンス&アート”展。なかでも見逃せないのが、伝統的なお祭りであるマスクフェスティバル。アフリカのアートバフォーマンスの奥深さを目の当たりにできる、またとない機会です。このイベントに合わせ、ホテル内を美術館に変身させる試みも。公共スペースに東アフリカ・タンザニア発祥の絵画手法・ティンガティンガによる壁画を施し、台湾で初となるアフリカンポップアートの展覧会場を創出。ほかにもアフリカから空輸したお面や衣装、伝統楽器の展示、ドレッドヘアの編み方などの独自文化の紹介も。年間イベントのなかで、一番の盛り上がりを見せるマスクフェスティバル。この期間の滞在は、多くの人々にとって未知の世界であるアフリカン・アートとその野性味に触れ、遠いアフリカ大陸へと思いを馳せる、意義深いひとときとなることでしょう。
マスクフェスティバル開催中は、特別イベントが盛りだくさん!
マスクフェスティバル期間中のゲストは、さまざまな無料イベントに参加可能です。歌とダンスで祝福の儀式を執り行う「ウェルカム・ショー」、ドラム・パォーマンスや伝統的雑技を披露する「パフォーマンス・アート展」といった観覧型のイベントをはじめ、「マスクDIY」や「変身ルーム」という体験型の催しも。夜にはDIYで作ったお面をかぶって「マスク・キャンプファイヤー&ダンスパーティ」に繰り出したり、キッズのための勉強会「ストーリーハウス」で、自然にまつわるお話を聞いたり。アフリカの文化を五感で楽しむ体験は、大人子も子どもも忘れがたいバカンスの夜となること請け合いです。アフリカン・ドラムをはじめとした独自のパフォーマンスを満喫。
それだけでは物足りないというファミリーには、2021年1月31日までの特別プランでの滞在がオススメ。そのひとつ「小小非州鼓手」プランの目玉は「キッズ・アフリカン・ドラマー」体験。ウガンダ出身のパフォーマーが歌いながら叩く独自の奏法をレクチャーしてくれます。そのほか、アフリカの雑技の指導、太鼓の彩色DIY(小太鼓は持ち帰り可能)、おみやげのぬいぐるみがセットになったお得なプランです。ドレッドヘア体験とカリンバ演奏で伝統文化を体感!
流行やファッションに興味があるなら「藝創玩非州」プランの検討を。こちらのメインイベントは「アフリカン・ドレッドヘア&ミュージック」体験。アーティストから髪の編み込みの方法を習うほか、ジンバブエの伝統楽器・カリンバ(サムピアノ)を教わります。異文化ならではの美意識に触れ、自身の個性美を探るコースといえそう。このほか、草食動物ツアー、カラフルな鳥モチーフのレインポンチョのおみやげが付属します。おわりに
この冬休みは“台湾にあるアフリカ”で、寒さを忘れるバカンスを。特典が盛りだくさんの二つの特別プランは好評につき期間延長中。休日の旅先を探しているファミリーは、要チェックです。
◆關西六福莊生態度假旅館 Leofoo Resort Guanshi
住所:新竹縣關西鎮仁安里拱子溝60號(六福村テーマパークに隣接)
電話:+886-3-547-5365