はじめに
豊洲にあるチームラボプラネッツに、新しい作品が登場します。今度の作品は今までにないくらい巨大なもの。屋外展示だから誰でも無料で鑑賞することができますよ。また、期間限定で夏仕様となった既存の作品もあるので要チェック!
新作は誰でも自由に見られるパブリックアート
アーティストをはじめ、数学者や建築家など各分野のスペシャリストが集まって構成されているアート集団「チームラボ」。そんな彼らの水にまつわる作品8つを展示しているミュージアムが、豊洲にある「チームラボプラネッツ」です。
7月16日(木)には、新作の「空から降り注ぐ憑依する滝」が公開。今までにない大スケールの作品が、訪れる人達の心に訴えかけます。この作品は屋外に展示されるパブリックアートなので、誰でも自由に鑑賞できるのがポイント。昼と夜とで違う印象を楽しむのもおすすめです。
人が近づいたり上に立ったりすると水の動きが変化
無数の水の粒子が相互作用するように計算して動くことによって、流れる滝を表現。何もない空間へ突如現れる滝に、あなたは何を思うでしょうか? また、この滝には、人が近づいたり上に乗ったりすると水の流れが変わるというチームラボらしい仕掛けも施されています。自分が動くことで滝に与える変化を楽しんでみましょう。
鯉がひまわりに変化。「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-Infinity」が夏仕様に
また、新作だけでなく常設の作品にも注目! 8月2日(日)までは、「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング-Infinity」が夏仕様となって登場します。
鯉が泳ぐ水の中を裸足で歩くこの作品は、涼しさが感じられて暑い夏の時期にぴったり。泳いでいる鯉たちは人にぶつかると花に変化して散っていくのですが、この期間はひまわりに変化して散っていきます。泳ぐ鯉たちは同じ動きを繰り返すことはありません。その時にしかない一瞬の美しさを目に焼き付けて。
ほかの常設展示にも注目
チームラボプラネッツでは、もちろんほかの常設展示も鑑賞できます。「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在-平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊」は、空間の中にたくさんの光る球体が浮かんでいる作品。人が球体に触れると色が変わり、その色に応じた音色を奏でます。そして、その球体から周りの球体へ連鎖反応していき、最終的に空間全体が一つの色と音で染まる様子は圧巻です。
ほかにも魅力的な作品が展示されていて、好奇心をくすぐります。ぜひ、今年の夏のお出かけ予定に加えてみてくださいね。
◆チームラボプラネッツ TOKYO DMM
住所:東京都江東区豊洲6-1-16
開館時間:10:00~19:00 土・日・祝日:9:00~19:00
おわりに
新作のパブリックアートは、自分の好きな時間に自由に鑑賞できるのがいいですね。なお、もともとチームラボプラネッツの会期は2020年秋までだったのですが、2022年末まで延びることになりました。まだしばらくは、これらのアートを楽しめますよ。