はじめに
twitter(ツイッター)で話題になった「ササササササササササ中」をご存知ですか?
「ササササササササササ中」とは一体なんなのか。
三重県・伊勢で話題の「ササササササササササ中」を販売する『モナリザ』をご紹介します。
「ササササササササササ中」って何?
まず、この「ササササササササササ中」は何と読むのでしょうか?
「サ」が10個で「サトナカ」と読みます。
これはクッキーで、三重県・伊勢にある『モナリザ』というお店で作られています。サトナカとは、伊勢神宮に参拝する方々で賑わっていた土地の名前。『モナリザ』もある伊勢市河崎にあった、“字(あざ)里中”にちなんでいるのです。
『モナリザ』は、以前はカフェだったお店。
ケーキなどのスイーツだけでなく、チキンライスやタイカレーなどのメニューもありましたが、現在ではサトナカなどの物販のみとなっています。
蔵屋敷をリノベーションした『モナリザ』
近鉄・宇治山田駅から歩いて10分ほど、JR伊勢駅からは20分ほどの場所にある『モナリザ』。
築後150年以上もの蔵屋敷をリノベーションしたお店なんです。付近にも周囲の景観に溶け込むようにして、蔵屋敷が存在します。往時の河崎の町の繁栄ぶりがうかがえますね。
河崎の町並みも趣深く、多くの蔵屋敷のほか、町屋や土蔵などがあります。
『モナリザ』の店内の様子
2015年8月に『モナリザ』はカフェの営業を終了。現在ではサトナカを中心とした物販のみとなっています。
地元で作られたお米がギフト用に販売されていたり、伊勢うどんのほか、マグカップやコースターなどオリジナルの雑貨もあり、どれも伊勢のお土産にピッタリです。
店内はほっこりとした優しい雰囲気で、居心地のいい空間なんです。お土産選びや買い物などを楽しんではいかがでしょうか?
なんだか神聖なサトナカ
サトナカの味は「塩・米・酒」と3種類あります。
これは商家が多い伊勢の町にふさわしく、商家が欠かせず神棚に供えた御神饌(ごしんせん)である「塩・米・酒」をお菓子にしたものなんです。
現在は、さらに「昆布・黒糖」が新しく加わっています。
サトナカは、材料も伊勢のものにこだわって作られています。塩は神宮御塩田のある神前海岸の海水から作られた“岩戸の塩”を、小麦粉は三重県産の“あやひかり”、酒粕は多気町にある元坂酒造の“純米吟醸酒粕”が使用されているそうですよ。
◆モナリザ
住所:三重県伊勢市河崎2-4-4
電話番号:0596-22-7600
営業時間:11:00~18:00
定休日:不定休あり
モナリザ
おわりに
三重県・伊勢にある『モナリザ』と、そこで作られている伊勢の名物「サトナカ」をご紹介しました。
伊勢を訪れた際には、サトナカを買いに『モナリザ』へ足を運んでみてくださいね。