はじめに
香川県綾歌郡宇多津町に四国最大級の水族館「四国水族館」がオープンします。着工は2018年7月、建設予定地は「うたづ臨海公園」。国内でも圧倒的な水景を誇る四国水系をテーマに、四方を海に囲まれた四国ならではの水中世界をダイナミックに再現する予定となっています。
四国と本州を結ぶ瀬戸大橋のふもとにある宇多津町に、「次世代型水族館」と位置付けられる四国水族館が開業します。高松空港からも近く、「四国の玄関口」とも呼ばれるアクセスのしやすさも特徴のひとつ。
大海原を感じる太平洋大水槽「錦津見の景」では、四国最大となる650トンの水槽で飼育が難しいとされるカツオ類やアカマンボウを展示。アカシュモクザメの群れを上から見上げるサメ影水槽「鮫影の景」では、直径約4.5メートルの丸窓からサメの魚影を見上げるという、これまでにない臨場感や野生の姿を体感できます。
四国唯一の本格的なイルカライブが行われるイルカプールは、海面からの高低差を減らすことで、まるでプールが目前の瀬戸内海と一体になったように錯覚するほどの躍動感を実現。特に、瀬戸内海に沈む夕日をバックに行われるイルカライブは必見です。
四国水族館が位置する瀬戸内は、直島をはじめ現代アートの聖地として国内外から注目浴びるエリアとなっています。時間帯や季節により変化する空間演出で、来るたびにその姿が変わり、来る人を飽きさせない仕掛けをする「四国水族館」は、四国の新たな観光名所となりそうです。
◆四国水族館
所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4