はじめに
初めて出掛ける旅先で、途方に暮れがちなのがホテル選び。そんなとき、大きな手がかりとなるのが、知名度あるホテルブランドや展開の多いチェーン。台湾でユニークなホテルを展開している六福(レオフー)グループは、そのひとつ。今回はビジネスやイベントで訪れる機会が多い南港地区にある「台北六福萬怡酒店(コートヤード タイペイ)」、遊園地に隣接し、サファリパークと一体化したホテル「關西六福莊生態度假旅館(レオフー リゾート グアンシー)」を紹介します。
駅直結のDXホテルで効率と快適さを確保
台北の東部に位置し、MRT(地下鉄)、台湾鉄道、高鐵(新幹線)、バスターミナルの四駅が結集する複合駅「南港」。「台北六福萬怡酒店」は、この駅ビルの7〜30階にあるデラックスホテルです。
付近には南港軟體園區(ソフトウエアパーク)、内湖科學園區(テクノロジーパーク)があるほか、地方都市へ移動するにも便利とあって、ビジネスで訪れる人が多い地域。また、MRTの一駅先は「南港展覧館で、コンサートや展示会などが催される多目的ホールがあり、ここでのイベント参加時の滞在にもおすすめのホテルです。
眺めのよい部屋で英気を養う
客室は465室あり、すべて窓ありの開放感ある造り。朝6時30分〜21時まで営業しているダイニング「敘日」、季節感ある飲み物やオリジナルカクテルが味わえる「The Lounge」、広東&香港式飲茶の「粵亮」、ベーカリーの「一礼烘焙」と、館内の飲食環境も充実しています。
また、いまなら「遊蕩台北Taipei Discovery」キャンペーンを実施中で、デラックスルームの宿泊者に、MRTの一日フリーパス、ラウンジバーでの指定メニューのドリンクチケットをプレゼント。充実した滞在のためのさりげないサービスが嬉しいですね。
サファリホテルで童心に返る休日
そして、今回ご紹介するもうひとつのスペシャルホテルは、アジアナンバー1のサファリホテル「關西六福莊生態度假旅館」です。高速鐵道の「新竹」駅からタクシーで約30分、台北市内から出発する遠距離バスで約一時間半の人気テーマパーク「六福村」に隣接したホテルで、台湾のファミリー層にとっては、おなじみの場所にあります。
ホテルはサファリパークと一体化していて、客室からキリンやシマウマなどの様子を見ることができ、大人も子どもも大興奮。ママの集まりでレジャー施設の話となれば“泊まってみたいホテル”として、必ず名前が上がるスポットです。
気分はサバンナ。部屋にいながら動物たちと急接近!
部屋数は4タイプ、全161室。いずれもアニマルモチーフを効かせたスタイリッシュな造りで、メゾネットタイプの部屋には見晴らし抜群のバルコニーも。
自由気ままに動き回る動物たちとどこまで“お近づき”になれるか、ワクワク感が止まりません。館内には、レストラン、プレイルーム、ショップが揃っていて、動物たちにどっぷり浸る滞在が楽しめます。
動物と触れ合い、理解を深めるプログラムが多数
そのほか、動物と触れ合うプログラムやDIY体験のオプションも豊富に用意されています。
いちおしは、最新イベントを体験できる「最後のオスのシロサイ“スーダン”バスの秘境探検」プラン(1人1999元のプログラム込みの宿泊プラン)。特大のツノをつけたバスに乗り、ツノに内蔵されたセンサーとカメラからの臨場感あふれる映像、目の前の本物のサイを見ながら、生態と飼育プロセスについて学びます。
費用の一部は、シロサイの保護と繁殖を支援する基金に寄付されるというのも意義深いですね。
おわりに
動物との触れ合いをはじめ、五感を刺激するサファリ体験は、非日常を感じるまたとないチャンスです。ファミリーはもちろん、カップルや友達同士で訪れても、間違いなくエキサイティング。ビジネスからバカンスまで……六福グループによる特別感ある台湾ステイをする際は、TO DOリストのメモをお忘れなく。
◆台北六福萬怡酒店
住所:台北市南港區忠孝東路七段359號
電話:+886-2-2171-6565
◆關西六福莊生態度假旅館
住所:新竹縣關西鎮仁安里拱子溝60號(六福村主題遊樂園旁)
電話:+886-3-547-5365