はじめに
現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』は、明智光秀の半生を描いた壮大な物語です。ドラマの放送に合わせて、岐阜、京都と大河ドラマ館が続々オープンしています。撮影で使った小物や衣装などの展示や名シーンの紹介など、期間限定で楽しめますよ。
名シーンを迫力の4K映像と5.1chサウンドで楽しめる「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」
美濃(現在の岐阜県)の守護代・斎藤道三が城を築いた岐阜市。市内にある「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」では、大河ドラマに関する展示や博物館所蔵の南蛮屏風絵などを見ることができます。
館内は8つのエリアに分かれていて、ドラマの世界をさまざまな角度から体感。ドラマシアターでは、光秀・道三・信長の三人を演じるキャストのインタビューやメイキング映像を、3面の4Kモニターと5.1chサウンドで鑑賞できます。映像に合わせて照明の演出もあり、迫力満点! ドラマの世界にグッと引き込まれてしまいますよ。
また、館内奥には、道三の館の広間や当時の楽市を再現。ドラマの世界に入り込んだかのような気分を体感できます。登場人物たちになりきって記念写真を撮ってみましょう。ほかにも、人物たちの相関図や小物の展示に衣装のメイキング映像などコンテンツがいっぱい。「麒麟がくる」をまだ見ていない人でも楽しめます。
◆麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館
期間:開催中~2021年1月11日
住所:岐阜市大宮町2丁目18-1
電話番号:058-201-3838
時間:9:00~17:00
料金:高校生以上600円、小・中学生300円
VRアトラクションや特産品グルメも一緒に楽しめる「麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館」
光秀のふるさとの一つと言われている可児市でも、大河ドラマ館がオープン。光秀やその周りの戦国武将たちの姿を、ドラマの名シーンと一緒に紹介。衣装やセットのジオラマなども展示され、世界観に浸れますよ。
ドラマ館のある花フェスタ記念公園では、ほかにも気になる催しが。ドラマ館隣の光秀ゾーンでは、光秀の生涯を知るパネル展示や土日祝限定で光秀と戦うことのできるVRアトラクション「VS明智光秀」が楽しめます。戦マルシェゾーンでは、可児市のお菓子や特産品の販売に、戦国時代をイメージしたフードコーナーが登場。光秀が生きた戦国時代を思う存分楽しめます。
◆麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館
期間:開催中~2021年1月11日
住所:岐阜県可児市瀬田1584-1 花フェスタ記念公園内
電話番号:0574-62-1111
時間:9:00~17:00
料金:大人500円、小・中・高生200円
俳優陣の直筆サインや光秀の甲冑に大興奮! 「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」
将軍家や管領家の政権争い、内部抗争で荒れる様子が描かれている京都の大河ドラマ館は、2020年1月に竣工されたばかりのサンガスタジアム内の特設会場に登場。ドラマの展開に合わせて展示内容の変更が予定されています。岐阜市のドラマ館と同じように、オープニングやドラマのメイキング・インタビュー動画を4Kで上映。「麒麟がくる」に登場する人物になりきれるデジタル着せ替えコンテンツもあり、記念写真にはぴったりです。
館内中ほどには、ドラマに出演しているキャストたちの直筆サインも展示。主演の長谷川博己さんをはじめ、気になる俳優のサインを探してみてください。また、撮影で使われているものと同じデザインである、光秀の甲冑のレプリカも期間限定で公開。ファン必見です。
◆麒麟がくる 京都大河ドラマ館
期間:開催中~2021年1月11日
住所:京都府亀岡市追分町 サンガスタジアム by KYOCERA(京都スタジアム)内特設会場
電話番号:0771-55-9320
時間:9:00~17:00
料金:高校生以上600円 小・中学生300円
おわりに
コンテンツ盛りだくさんの大河ドラマ館は、ドラマを見てから行くとよりいっそう楽しめます。「麒麟がくる」はまだ放送が始まったばかり。今ならまだ見ていない人でも追いつけますよ。ストーリーを頭に入れてから、大河ドラマ館で思いっきり「麒麟がくる」の世界に浸りましょう。