はじめに
熊本県にある御輿来海岸は、日本の渚100選に選ばれるほどの景勝地。干潟のアートと呼ばれるほどの美しい光景が見ることができる、御輿来海岸の楽しみ方をご紹介します。
御輿来海岸とは
御輿来海岸は、熊本県宇土市の宇土半島北岸に位置する海岸です。名前の由来は昔、景行天皇が九州を遠征した際にこの海岸線の美しさが目に留まり、しばし御輿を駐めて見入っていたという伝説から付けられたとされています。
多くの人々の心をつかむ美しい景勝地は、一度は見る価値ありです。
見どころ
晴天時には、有明海を挟んだ対岸の長崎県雲仙普賢岳が望めます。有明海は干満の差が日本一。干潮時に海水が引くことで約2km以上沖合いまで海底が現れ、御輿来海岸には美しい砂紋が見られます。美しい三日月形の砂紋はまるで彫刻のような美しさです。
撮影におすすめの時間
御輿来海岸で美しい写真を撮るのであれば、日の入りの時間帯がおすすめ。夕日と美しい砂紋が同時に見られる、一番の絶景時間です。
ただし、干潮と日の入りの時刻が同じタイミングとなるのは年間数日程度。ホームページなどで、干潮と日の入りの時刻を事前に調べてから旅行計画を立てておくと安心です。
アクセス
御輿来海岸は、JR三角線の網田駅から徒歩15分の所にあります。熊本駅からは電車で約30分。公共交通機関で比較的スムーズにアクセスできます。
無料駐車場も3台分完備しているため、レンタカーなどで観光している方も訪れやすい環境が揃っているスポットです。
◆御輿来海岸
住所:熊本県宇土市下網田町
電話番号:0964-22-1111(宇土市役所まちづくり推進課)
[tabiiro-gadget]202010[/tabiiro-gadget]
おわりに
神秘的な光景が広がる「御輿来海岸」。夕日と干潟が同時に見られる日には多くのカメラマンや観光客でにぎわいます。奇跡のような一日を狙って、ぜひ訪れてみてください。