はじめに
沖縄本島から約300kmに位置する人気の離島、宮古島。大小8つの島からなる「宮古群島」のうちの1つで、島を囲うように色鮮やかなサンゴ礁が群生しています。そんな宮古島でトライしたいのが、マリンアクティビティの数々。夏のイメージが強い海のレジャーですが、実は冬季も体験可能。しかも冬ならではの魅力があるんです! 寒い冬こそ、穏やかな気候の宮古島で海を満喫してみてはいかがでしょうか?
Text:ART&旭
透明度の高い海を独占!【スキューバダイビング】
「宮古ブルー」と呼ばれる宮古島の海は、1年を通して透明度が高くとても美しいのですが、特に冬場はプランクトンが減少することによって、透明度がぐんとあがりその素晴らしさを最大限に発揮してくれる季節です。ダイバーの数も少ないため、海底の砂が舞い上がったり、ダイバーが吐いた息(気泡)によって視界が悪くなったりすることもなく、ありのままの海を楽しむことができます。
また、宮古島では12月~4月にかけてマンタと出会えるシーズン! 会える確率はそれほど高くはありませんが、運が良ければオフシーズンの海でマンタとゆっくり泳げるかもしれませんよ。
◆宮古島ダイビングショップBIGHOLIDAY
住所:沖縄県宮古島市平良字狩俣4103-15
電話:0980-72-5422
ウミガメに絶対会える!?【シュノーケリング】
宮古島の海には日本最大級のサンゴ礁である八重干瀬(やびじ)が広がっており、その美しさは“日本のグレートバリアリーフ”とも称されています。シュノーケリングは、そんな美しい海の世界を簡単・気軽に楽しめるのが魅力で、寒い日にはウェットスーツの貸出があるので冬でも安心して海中世界を散策できます。
最近ではウミガメツアーが観光客の間で話題になっており、その遭遇率はなんとほぼ100%! カラフルな生き物に癒されることもさる事ながら、野生のウミガメと一緒に泳ぐ夢のような体験はいかがでしょうか?
◆宮古島シュノーケル専門店 海umi
住所:沖縄県宮古島市上野宮国665
電話:080-6495-3850
のんびりゆっくり海をお散歩!【シーカヤック】
海のレジャーと聞くと、スキューバダイビングやシュノーケリングが一般的ですが、のんびり海を楽しみたい方にはシーカヤックがおすすめ! シーカヤックは特別な技術が必要ないので、未経験者や体力に自信のない方でも気軽に体験することができます。カヤックの上からとびきり美しい宮古島の景色を楽しんだり、海に暮らす生き物を観察したり、不思議な形の岩に触れてみたりと、ゆっくり大自然を満喫することができます。
透明度の高い宮古島の海だからこそ、シーカヤックからでも海中の魚やサンゴを観察できるのが魅力。冬に海に浸かるのはちょっと……という方にもおすすめですよ。
◆(有)アイランド ワークス
住所:沖縄県宮古島市城辺字保良1139-1
電話:0980-77-7577
さまざまなシーンで楽しめる!【SUP(スタンドアップパドルボード)】
Stand Up Paddleの略称である「SUP」は、大きなボードに乗りパドルを漕いで楽しむアクティビティです。サーフボードよりも大きく安定感があるので、初心者でも簡単に立つことができ、まるで美しい海の上に浮いているかのような不思議な感覚が味わえます。
ボードの上でのんびり休憩したり、少し慣れてくればヨガにチェレンジしてみたり、美しい夕焼けを眺めるサンセットSUPや、すがすがしい朝を迎えられるサンライズSUP、満天の星空を堪能できる星空ナイトSUPなど、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
◆宮古島 ADVENTURE PiPi
住所:沖縄県宮古島市城辺西里添880-1
電話:0980-79-5990
空から絶景を独り占め!【パラセーリング 】
海からの絶景とはちょっと異なり、今度は空から宮古ブルーを満喫するパラセーリング体験はいかがでしょうか? パラセーリングとは、パラシュートウィングと呼ばれる大きなパラシュートを付けボートで引っ張り、空を飛ぶアクティビティです。体力をほとんど使わないので、初心者、子どもからお年寄りまで誰でも体験しやすいのが特徴です。
空中ではブランコに乗っているような感覚を味わいながら、コバルトブルー、エメラルドグリーンなど青と緑のグラデーションの世界が地平線いっぱいに広がる絶景を堪能できます。冬の澄んだ空気の中での浮遊は、ほかでは味わえない爽快な体験です!
◆宮古島パラセーリングショップ 空人
住所:沖縄県宮古島市平良久貝1033-2-7(事務所)※参加者の集合場所は異なります
電話:080-3954-4996
おわりに
冬でも楽しめる宮古島のマリンアクティビティをご紹介しました。冬の澄んだ空気と透明度の高い海を満喫する、ちょっぴりツウな離島の旅を楽しみましょう。