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ANAのCAさんに聞く! “好印象をキープする”メイクグッズ




はじめに


いつも美しく、化粧崩れなどしない印象のCAさん。長期間のフライトのなか、どうやってメイクを美しくキープしているのか、気になりますよね。今回は、全日本空輸(ANA)の客室乗務員を務める平本智恵さんに、メイクのコツを伺いました。テーマは「搭乗してから降りるまでの“好印象をキープする”メイク!」です。
メイク前のお肌のお手入れが肝心

メイク前のお肌のお手入れが肝心


平本さんのこだわりグッズがこちら。思いのほかコンパクトな印象です。「メイク時間の半分は、お肌のお手入れにかけています」というから驚き。まずはそのお手入れ方法を聞きました。

1.化粧水をつける前にブースター化粧品で肌を整えます。「化粧水や乳液を浸透しやすくしてくれるので、欠かさずにしています」。

2.その後、化粧水で保湿。「パンパンとたたくと成分が逃げてしまうので、両手のひらで押さえ込むようにして、しっかりと浸透させるのがポイントです」。

3.最後に乳液でしっかりと潤いを閉じ込めます。「メイク前の保湿は丁寧に手を抜かないのが大切ですね」

これに加えて、日ごろからパックやオイルで保湿しているそうで、忙しいなかでもメイクを美しく保つための土台づくりが大切なんですね。
憧れのツヤ“水光肌”を実現するベースメイク

憧れのツヤ“水光肌”を実現するベースメイク



つづいてはベースメイク。「目指すは、“水光肌”」とのことで、文字通りたっぷりと水分を含んだツヤ肌をつくるコツを伺いました。

①:ツヤ感を出すために平本さんが使用しているのが、ストロボクリーム(M・A・C/マック)。品のいいツヤが出て、肌がワントーン明るくなります。

②:その後はクッションファンデで時間短縮。「夏の時期はサラッとした使い心地のエアクッション(IOPE/アイオペ)、冬の時期は保湿力の高いミストクッション(HERA/ヘラ)と、季節によって使い分けています」。

③:仕上げにルーセンティックパウダー(laura mercier/ローラ メルシエ)でしっかり肌に密着させれば、憧れのツヤ肌の完成です!

パウダーファンデーションを使っていないにも関わらず「化粧直しはあぶらとり紙とプレスパウダーのみでOKです」と平本さん。「機内は乾燥しているうえ、電化製品が多いので、埃が付着して肌荒れの原因にならないようしっかりと余分な油を取るのが大切ですね」。厚塗りの印象はないのに、誰もが憧れる品よくツヤのある肌。「これで12時間のフライトでも崩れません!」というから驚きです。
口紅はリップティントで色落ち防止!

口紅はリップティントで色落ち防止!


韓国発で日本でも大ブームのリップティントは、塗ってはがすだけで色味がキープできる優れもの。「さまざまな種類がありますが、口に入るものなので、成分は調べてから選んでいます」。写真左は愛用の韓国コスメのリップティント(berrisom/ベリサム)、右はイタリアのUNLIMITED DOUBLE TOUCH(KIKO MILANO)で、ティントとグロスが1本になっています。色だけでなく保湿もしっかり考えられた組み合わせです。 マスカラは下地を欠かさずに!

マスカラは下地を欠かさずに!


写真左、ダブルエクステンションビューティチューブ(L'ORÉAL PARIS/ロレアル パリ)は、美容液効果のあるベースコートとマスカラが1本になっていて、ケアとキープのどちらもできるのがポイント。お湯でオフできるのも使い勝手がよく好評価とのこと。「密度と長さが出せるイプノ ミニ マキシ(LANCOM/ランコム)との2本使いで、ビューラーなしでもくっきりした目元が演出できます」。 自分に似合う色探しには「色診断」がおすすめ

自分に似合う色探しには「色診断」がおすすめ


乗務中、乗客の方からどこの化粧品を使っているのか聞かれることもあるという平本さん。もともとメイクやコスメが大好きで、自ら進んで勉強し、日ごろからCAどうしで情報交換をしているそう。「2015年2月に制服のデザインが変わったので、それをきっかけに専門家に色診断をしてもらいました」。メイクへの探究心はそんなところからも見てとれます。「私はどちらかというと青みがかったピンクが肌に合うようなんです。スカーフはピンクとブルーの2色あるのですが、その色味に合わせつつ、アイシャドウはピンクを強調しすぎない、落ち着いた色を愛用しています。あとは、肌なじみのいいオレンジやベージュ系は、似合う似合わないを問わずに好印象なのでおすすめですね。目を大きく見せる効果もあるので、目上の方とお会いするときは意識してオレンジ系を使うこともあります」。メイクの基本をしっかり押さえて化粧崩れを防ぐだけでなく、服装やシーンに合わせて自分に似合うアレンジをしていくことで、よりいっそう好印象なメイクが完成するんですね。
汗や乾燥で化粧崩れが悩ましいこれからの季節、ぜひみなさんも1日中“好印象をキープする”メイクを目指しましょう!




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