starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

2分で分かる画家ガイド♪2016年下半期は《幻の名画》が来日決定




はじめに


そろそろ気になるのが、2016年の下半期に開催される美術館の展示内容。
幻の名作や、滅多に日本に来ない画家の作品が来日する予定なんです!
美術館へ行く前に、作品がより楽しくなる、画家の基本情報についておさらいしましょう♡
現在、公開中の作品についてもご紹介しますよ♪
2016年上半期、現在来日中の展示作品▶︎ルノワール

2016年上半期、現在来日中の展示作品▶︎ルノワール



淡いタッチで人物や風景を描いた作品を多数残したルノワール。

フランス生まれで、ルーヴル美術館の近くに住んでいました。幼い頃から絵を描くのが上手な少年だったとか♪
それだけでなく、ルノワールは美声の持ち主で、歌手としての才能もあったといわれています。

温厚な性格のルノワールは、少しずつファンを増やしていき、世界的な画家の中でも順風満帆といえる人生を送りました。

晩年は、「指に筆をくくりつけて描いていた」といわれており、78歳で生涯を終えたその日も、絵を描いていたようですよ。

「ルノワール展」については
こちら♡



2016年下半期、来日する展示作品① メアリー・カサット

2016年下半期、来日する展示作品① メアリー・カサット



横浜美術館で2016年6月25日(土)から開催される「メアリー・カサット展」。

アメリカ生まれの画家メアリー・カサットは、女性ながらにして世界的に有名となった画家の1人♡

バレリーナの絵を好んで描いたドガと親交が深く、ドガの作品の展示が行われる際は、メアリー・カサットの絵も並んで飾られたんだとか♪

比較的お金持ちの家で育ったメアリー・カサット。
人脈にも恵まれ、画家カミーユ・ピサロのもとで絵を学ぶ機会もありました。

しかしこの当時、女性の画家が活躍することは、けして簡単ではなかったのです……。
それでもメアリー・カサットが躍進できたのは、教養と気品、社交性があったからだといわれています。

行動力と夢を叶えるために懸命に努力する……その姿に、周りの人々も胸を打たれたのではないでしょうか♡

女性だからこそ描くことができる、柔らさとぬくもりに溢れた作品の数々。
絵に描かれているブルジョワジーな友人たちが、同性の画家にだからこそ見せる表情がポイントです♪

メアリー・カサット展


2016年下半期、来日する展示② ピカソ

2016年下半期、来日する展示② ピカソ



東京都美術館にて2016年6月11日(土)から開催される、「ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―」。

以前はよく来日していたピカソの絵画ですが、ここ最近は機会が減ったので、このチャンスをお見逃しなく♡

ピカソは絵画だけでなく、挿絵や彫刻などを含め、生涯で多くの作品を残しています。
「最も多作な芸術家」としてギネスブックにも認定されるほどなんです♪

ピカソの画風は「青の時代」「キュビスム」などと呼ばれるように、5,6回変わります。
そして恋人も多く、恋多き芸術家として有名でした。
衝撃的な画風で、インパクトの強いピカソの絵ですが……こちらが16歳の時の作品。
当時から風格が出ていますよね。

8歳の時には、描いたデッサンが上手すぎて、画家であった父が絵を描くのを辞めてしまうほどでした。

そして「明日描く絵が一番すばらしい」「私は対象を見えるようにではなく、私が見たままに描くのだ」など、数々の名言も残しています♪

ポンピドゥー・センター傑作展―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―


2016年下半期、来日する展示③ ゴッホ

2016年下半期、来日する展示③ ゴッホ


東京都美術館で2016年10月8日(土)から開催される、「ゴッホとゴーギャン展」。

互いに刺激をし合い、一時は共同生活していた、ゴッホとゴーギャンの展覧会です。

同じ時代に生きた2人の作品を、一気に観ることができるなんて、なんとも豪華ですよね♡
ちなみに「ゴッホとゴーギャン展」のポスターにもなっているこちらの絵は、ゴッホが描いた「ゴーギャンの椅子」というタイトル。

共同生活をしている時に描かれたものだといわれていますよ♪
気性が荒く、気難しいことで有名だったゴッホ。
生前は絵画が売れず、苦労の連続でした……。

そんなゴッホの絵画はどれも、厚塗りで、ボコボコとした凹凸があります。
勢いよく塗られたために、絵の具が立っていることもあります!

絵画から伝わってくる、ゴッホの絵に込めた想いや気迫は、ぜひ生で鑑賞してみてください♡ 2016年下半期、来日する展示④ ゴーギャン

2016年下半期、来日する展示④ ゴーギャン



元々は証券会社で働いており、絵画は趣味程度だったゴーギャン。
画家になってからの生活は、ゴッホと同じく貧しく、作品が売れ出したのも彼が亡くなる2年前のことでした。

ゴーギャンは、幼い時に乾いた土地ペルーに住んでいました。
そのため、楽園のような場所へ憧れ、タヒチへ移り住むようになったのです。

ゴーギャンの作品にタヒチが多く登場するのは、そのためなんですよ♪
ゴーギャンの絵は、平坦な色使いと魅惑的な構図が特徴的です。
ゴッホとは違うテイストで、塗り方や色の選び方もじっくりチェックしてみてください♡
ゴーギャンが40代の時に描いた、こちらの絵画「ナフェア・ファア・イポイポ(いつ結婚するの)」。

価格は336億円といわれており、「世界で最も高価な絵画のランキング」の2位!

現代において、ゴーギャンがいかに評価されているかがよく分かる作品ですね♪

ゴッホとゴーギャン展



おわりに


画家の生い立ちや背景、作風を知っていると、美術館巡りをより楽しむことができますよ♪
ぜひ、気になる作品や画家の背景について予習してから展覧会に訪れてみてください♡




    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.