はじめに
東北大震災で被災した宮城県女川市。その女川市で旅館を経営していた業者たちが復興を目指して作り上げた被災地初のトレーラーハウスホテルが「EL FARO(エル ファロ)」です。周辺のアクティビティスポットにも恵まれた場所で、秘密基地にいるかのような夜を過ごしてみませんか。
「トレーラーハウス宿泊村 EL FARO」とは?
女川駅から歩いて約20分の場所にある「EL FARO」は、トレーラーハウス宿泊村としてつくられました。東北大震災後に女川町の住人たちが協力し、営業に至った経緯があります。
2017年8月にリニューアルオープンし、現在では女川観光の拠点として活躍しています。
トレーラーハウスの内部
トレーラーハウスは元々は事務所や飲食店用として利用されてきましたが、近年は住居用として見直され、快適に過ごせる空間が確保されています。住居用にトレーラーハウスをデザインできる専門店も登場しているほどで、新しい暮らしをしたい方に人気がある建物です。
「トレーラーハウス宿泊村 EL FARO」の客室も快適な空間を確保。国産パークトレーラーの内部は、女川の工芸品やベッドを備えた温かみのあるデザインが採用されています。
他にもテレビや冷蔵庫、トイレ、お風呂にコンセントが完備してあり、プライベート空間が確保できるので、一人旅の方にもおすすめです。
アクティビティも充実
女川の魅力を再発見できる「EL FARO」は、周辺のアクティビティも充実。「EL FARO」の敷地内でできる焚火やBBQのほか、希望者にはネイチャーガイド付きのトレッキング体験や、スペインタイル絵付けといったクラフト体験も紹介しています。
豊かな自然がある女川だからこそ経験できる旅先のアクティビティは、一生の思い出になることでしょう。
周辺施設も充実
「EL FARO」の周囲には、テナントが入っている複合施設や女川駅の2階にある温泉など充実した施設があります。特に「ゆっぽっぽ」は新しく再建された施設で、女川温泉を引いているためじっくりと身体を癒せるおすすめスポット。コンテナ内にお風呂は付いていますが、広々とした温泉で体を暖めて、リラックスするといいでしょう。
◆EL FARO
住所:宮城県牡鹿郡女川町清水町174
電話番号:0225-98-8703
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おわりに
「EL FARO」の周辺は、豊かな自然の宝庫のため、運が良ければリスや鹿などが姿を現すこともあるんだとか! 隠れ家や秘密基地の様な宿で、地元の人と心温まる交流をしながら充実した滞在をしたいという方におすすめです。