はじめに
世界で活躍するウルトラテクノロジスト集団・チームラボ。今までにも様々な素晴らしいデジタルアートを作り上げてきました。今回は、そのチームラボが山口県で「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 呼応する森と彫刻」を開催することが決定! その見どころや魅力をご紹介します。
「チームラボ 宇部市ときわ公園 2017 呼応する森と彫刻」とは?
今回のチームラボの作品は、山口県宇部市にある東京ドーム40個分という広さの総合公園「ときわ公園」が舞台です。「自然が自然のままアートになる、街が街のままアートになる」をコンセプトに、ときわ公園湖畔の森の木々と彫刻がライトアップされるアートプロジェクト「呼応する森と彫刻」が展示されます。
人々が近くを通り過ぎると、それに合わせて光の色が変化し、さらには音色を響かせる幻想的な空間が広がります。作品だけで感性するのではなく、それに人々の存在が加わることによって、よりインタラクティブなデジタルアート作品が作り上げられています。
コンセプトは「Digitized Nature Art, Digitized City Art」
自然が自然のままアートになる、街が街のままアートになるというコンセプトのもと、自然を破壊することなく自然が生きたままアートにし、街も物理的に変化させることなく、アートにすることを実現させました。チームラボは、デジタルテクノロジーに加え、光や音を使用することで街自体をアート作品へと昇華させています。自然や街の中に不自然にアートを造り上げるのではなく、自然そのものをそのままアートにするため、その空間に違和感なく溶け込み、さらにはデジタル化することによって大きなアート空間が出来上がり、幻想的で荘厳な作品となっているのです。
今回の舞台「ときわ公園」とは?
ときわ公園は、宇部興産の創業者である渡辺祐策から寄贈された常盤湖周辺の土地に宇部市が1925年に開設した総合公園。園内には動物園に遊園地、ミュージアムにグルメやショップと1日中楽しむことができる施設となっています。
特に季節によって移り変わる花々が美しく、春は桜、初夏の菖蒲、秋の菊などが綺麗に咲き誇ります。特に桜はときわ公園ができるよりも前に植樹されたもので、「日本さくら名所100選」にも選ばれるほか、NHKの「21世紀に残したい日本の風景」の総合公園の部では第1位に選ばれています。
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ときわ公園作品「呼応する森と彫刻」詳細
◆呼応する森と彫刻
住所:山口県宇部市則貞3-4-1
電話番号:0836-38-3321
営業時間:遊園地は9:30~18:00(閉園)
ときわミュージアム・石炭記念館は9:00~17:00(閉館) ※時期により異なる
定休日:無休
遊園地・ときわミュージアム・石炭記念館は火曜 ※祝日の場合は翌日休
春・夏・冬休み期間は無休、GWは開園
料金:入園料は無料 / 遊園地のりもの券は100~400円 / 「呼応する森と彫刻」一般500円・高校生以下無料
おわりに
山口県のときわ公園とチームラボがコラボした幻想的な作品。夏の夜を美しく彩る「呼応する森と彫刻」を大切な人と一緒に眺めながら、チームラボのアートに触れてみてはいかがでしょうか。