はじめに
ハタチを過ぎてお酒が飲めるようになったら、増えてくる乾杯のシーン!
実は、「乾杯」にはマナーがあるのを知っていますか?
ビジネスからデートまで、知っていて損はないシーン別「乾杯マナー」をご紹介します。
シーンごとの乾杯マナー《職場編》
シーンごとの乾杯マナー、まずは「職場編」です。
乾杯をしてグラスを合わせるときは、目上の方より、グラスの高さを少し下げるようにしましょう。
仕事終わりなどは、ビールをグイッと片手で飲みたいところですが、グラスは両手で持つようにしましょうね。
そして、目上の方に対してビールや焼酎を注ぐ場合は、ラベルが上にくるように気をつけましょう。
相手に敬意を払うという意味や、ラベルが濡れないようにする目的があります。
シーンごとの乾杯マナー《ウエディング編》
次の乾杯シーンですが、結婚式にゲストとして呼ばれた場合のマナーです。
はじめは司会者が指示を出してくれるので、わかりやすいでしょう。
その際、隣の席の友人たちと話が盛り上がっていても、必ず新郎新婦の方向へ体全体を向けましょう。
グラスは、胸の高さから目の位置まで持ち上げる動作で「乾杯」です☆
このときやってしまいがちですが、同じテーブルの人達とはグラスを合わせる必要はありません。
また、冷たい飲み物は手の熱が伝わらないように、グラスの脚を持ちましょう。
常温の飲み物は、底を直接持ってもOKです。
シーンごとの乾杯マナー《接待やパーティー編》
続いての乾杯シーンですが、「接待やパーティー」でのマナーです。
少しばかり高貴な場所では、シャンパングラスやワイングラスの乾杯は、グラス同士を合わせてカチンと音をたてないようにします☆
特にシャンパングラスはとても薄く、少しの衝撃でも割れてしまう可能性があるので、注意が必要です。
洋食や立食などでの乾杯は、グラスを目の高さに上げるだけの動作で「乾杯」とします。
ただし、ビアグラスやビアジョッキの場合は、軽くグラスを合わせても大丈夫。
でも、ジョッキだからといってガツンとぶつけず、軽くふれる程度にしましょうね♪
シーンごとの乾杯マナー《彼とのレストラン編》
乾杯マナー、ラストは彼と行きたいレストランでの乾杯です♡
この場合も、これまでと同じく、音を立てて乾杯はしません。
グラスを胸の高さまで持ち上げ、目の前の相手に微笑み、アイコンタクトをとって「乾杯」とします。
デートではしっかりとお化粧をしていきたいところですが、グラスに口紅がついてしまっては雰囲気も台無し……。
落ちにくいものにするか、食事の前に軽く拭き取るなど、気を配りましょうね♪
おわりに
乾杯にも、それぞれのシーンがあり、作法も異なります。
お酒の席では程よい開放感が生まれますが、飲み交わす相手によっては気を抜きすぎないようにしましょう。
正しい乾杯マナーで、楽しいお酒の席となりますように♪