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台北スタバ・コンセプトストアツアー巡り


編集:Funliday-otona taiwan

2022年現在、台湾には500店舗以上のスターバックスがあります。 世界共通の変わらぬサービスと雰囲気で、全店フリーWi-Fiも完備。 気軽に立ち寄りやすいので、旅先でスターバックスをみるとどこかほっとする人も多いのではないでしょうか。 台湾には「特色門市」と呼ばれるコンセプトストアがいくつもあり、古い歴史的建築物をリノベーションしていたり、大人っぽさのあるラグジュアリーな空間だったりと、写真映えもするので台湾人からも人気で観光名所のようになっているところも多いです。 今回は台湾スターバックスのHPに紹介されている台北の特色門市でオトナタイワンもおすすめな9軒の店舗をセレクト。 1日目は市内中心部から北へ向かうコース、2日目は東側へと向かいます。 どのお店も早朝から夜遅くまで営業しているのもスタバの魅力ですよね。 スターバックス好きの方は旅のプランにこんなスタバツアーも組み込んでみてはいかがでしょう。 それぞれのお店の周辺にはもちろん美食もあり、合わせてグルメも楽しめます。 また、台湾スターバックスはオリジナルグッズにも力を入れているので、日本にはない可愛いグッズも手に入れることができますよ。

1 日目

艋舺門市(108台北市萬華區西園路一段306巷24號STARBUCKS 星巴克 (艋舺門市)) | 30分

旅のスタートは龍山寺駅の近くにある「艋舺店」から。 艋舺はこの地区でもある「萬華」のこと。 中国語ではモンシァと読みますが、台湾語では「バンカ」と呼ばれていて、こちらの呼び方の方が定着しています。下町の雰囲気漂う、日本でいうところの浅草のような街です。 艋舺店はレンガ造りの4階建ての建物で、萬華地区市定古跡に認定されている「万華林宅」をリノベーションしています。 1階と2階が店舗で、通常はそこから上は立ち入り禁止。 外からは見えませんが、内側にはバルコニーや中庭はテラス席などもあります。 シックな赤と格子状のデザインが印象的な引き戸の扉や古い建築物でよく使われている「磨石子(テラゾー)の床、入口の2階に上る階段などは元々あったものを活かすなど、建物の味わいを残しつつ、すっきりと居心地のいい空間に仕上がっています。 この辺りはビジネス街ではないので、利用者の少ない平日の朝などはこの素敵な空間を貸し切り状態で味わえることも。龍山寺の参拝の際も休憩するのにぴったりの場所です。

艋舺門市(108台北市萬華區西園路一段306巷24號STARBUCKS 星巴克 (艋舺門市))

漢中門市(スターバックス コーヒー 漢中門市) | 1時間

(画像参照:星巴克公式HP https://www.starbucks.com.tw/stores/special/stores_special_han-zhong.jspx) 若者が多く原宿のような街と言われる西門の中心部にある「漢中店」は1982年の建築物。 2000年からスターバックスとして営業し、2012年にリニューアルしました。 台湾のスターバックスの中でも初期に出来たお店で、現在はこのようにたくさん増えたリノベーション店舗の1号店として話題を集めました。 西門駅から歩いてくると見えてくる大きなレンガの建物。 1階にあるセブンイレブンの看板が目立ちますが、その上に緑のロゴが掲げられています。スターバックスは横側が入口。 オーダーとドリンク受取りカウンターがある1階はとても狭いですが、2階に上がると木目が美しいどこか懐かしさを感じるクラシカルな空間が広がり、まさに別世界。 アーチ形の窓からは優しく光が差し込み、ギャラリーとして利用されている4階までが吹き抜けとなっているので開放感もあります。場所によって、椅子やテーブルのデザインも様々で、席数はかなりの数。しっとりとレトロな雰囲気の中、席がなく困ることもなさそうです。 しかしリニューアルからすでに10年経過し利用者も多い店舗。経年劣化やこの広さ、清掃面など細かいところまで手が回っていない感じは否めません。 若者の街なだけあり、休日や1杯かったら1杯サービスとなる「買一送一」などのサービスデーはどうしても落ち着かない雰囲気ですが、平日などはゆったり過ごすことができるのでこの辺りに来たときには見学がてらゆっくりするのもありかなといった感じのお店です。

漢中門市(スターバックス コーヒー 漢中門市)

重慶門市(スターバックス(重慶店)) | 1時間

(画像参照:星巴克公式HP https://www.starbucks.com.tw/stores/special/stores_special_chong-qing.jspx) 西門駅と台北駅のちょうど中間あたりにある「重慶店」。 お店の前の通り「重慶南路」はいまは閉店が続き軒数が少なくなってきていますが、昔から書店が立ち並ぶ書店街として有名です。 スターバックスコーヒー重慶店はそんな重慶南路と衡陽路が交わる交差点にあるのですが、1899年の日本統治時代に建てられ、当時は辻󠄀利茶舗として営業していた築100年以上の歴史ある建物。 特徴的なアーチ形のアーケードや2階の大きな窓などは当時のままで、アートとカルチャーをテーマに外観はわずかな改装に留めるようリノベーションをしたそう。この辺りは書店街でもありますが、スターバックスの裏側は地元の人々で連日賑わう城中市場が広がるローカルなエリア。 ヨーロッパの街角にありそうなアカデミックな雰囲気を漂わせながらもこの街によく馴染んでいます。

重慶門市(スターバックス(重慶店))

保安門市(スターバックスコーヒー 保安門市) | 1時間

迪化街に近い保安店。 迪化街散策と合わせて訪れるのにもぴったりな立地です。 華麗なバロック建築をリノベーションした店舗で、目の前の大きな通り「重慶北路」に面した側は台北城大飯店というホテルになっています。 この建物も1926年、日本統治時代に建てられたもので、当時パイナップル王を呼ばれ、パイナップル缶のビジネスで富を築いた葉金塗氏の自宅兼会社だったもの。建物上部の彫刻部分には社名の一部である「泰」という文字とパイナップルが彫られています。 新旧の融合をコンセプトにリノベーションした店内は天井からはシャンデリアがぶら下がり、クラシカルで優雅。外観の目立つ場所にはいつも見かける緑の看板はなく、お店の入口横、もしくは保安街沿いの2階の窓に映る大きな黒いサイレンのロゴマークが目印です。 かつて商業の中心であったこのエリア「大稻埕」の雰囲気にマッチした、古き良き台湾のゴージャスさを思わせる美しい店舗にに仕上がっていて、夜もライトアップが綺麗です。

保安門市(スターバックスコーヒー 保安門市)

保安門市(スターバックスコーヒー 保安門市)

天玉門市(スターバックス) | 1時間

中心部から北上し、天母地区にある「天玉店」へ。 このエリアはアメリカンスクールや日本人学校もあるので外国人が多く、最寄りのMRT駅などもないエリアにも関わらず、SOGOや高島屋など日系の百貨店などもあり、同じ台北でもほかの地域とはどこか違う閑静な雰囲気が漂っています。 天玉店はもともと台湾スターバックスがあった場所なのですが、その後ハーゲンダッツのお店となり、ドラマのロケ地などでも使われるようなお店でした。 そのハーゲンダッツも閉店し、2017年12月に台湾スターバックス20周年を記念する特色店舗として「異国情緒」をコンセプトに再びここにオープンしました。 アパート・マンションが多い、台北ではあまりみかけることのない1軒家スタイルの店舗。 石造りで黒がアクセントに使われている外観もスタイリッシュなかっこよさを醸し出しています。 「台湾で最も美しいテラスのスターバックス」とも言われていて、そもそもこんなに広々としたテラスがあるお店も台北では珍しいこと。店舗前の大きな樹も安らぎを与えとても印象的です。 店内からも綺麗な緑を眺めることができ、気持ちいいひとときを過ごすことができます。 また、店内にはハンドドリップカウンターが設置され、店舗限定で行われているStarbucks Eveningsの対象なので、夜はコーヒーを使用したクラフトビールも楽しむことができます。

天玉門市(スターバックス)

天玉門市(スターバックス)

天玉門市(スターバックス)

草山門市(スターバックス) | 1時間

台北から気軽に行ける山として市民からも親しまれている陽明山。 四季折々の花が楽しめるのでハイキングをしたり、夜はや台北を見下ろせる夜景スポットとしても人気。中国文化大学などもあるので、人の行き来も多く、バスも頻繁に運行しているので、アクセスにも困ることはありません。 白い平屋の建物が台湾では珍しい「草山店」はそんな陽明山にある店舗。 1950年代、アメリカ軍の宿舎として使用されていた建物をリノベーションしています。 草山というのは陽明山の昔の呼び名なのだそう。 この辺りは陽明店に使われたような、旧アメリカ軍宿舎の建物が多く残っているエリア。 こちらのスターバックスがオープンする前から、この辺りではリノベーションしたカフェや飲食店が増えていて、どこも広い空間を上手く生かしたお洒落なリノベーションが見事。 人と建物が密集した台北ではなかなか体験できない開放的な空間は周辺の環境状況との相乗効果でリフレッシュするのにぴったりと、特に休日では多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

草山門市(スターバックス)

草山門市(スターバックス)

淡水雲門門市(スターバックス) | 1時間

淡水にある「淡水雲門店」はお店の前にある、踊る女性の像とガラス張りの建物が特徴的な店舗。 店舗前に造られた池には蓮の花が咲いていて、公園の中にあるような雰囲気。 MRT淡水駅からはやや距離があるのでタクシーまたはバスで来る必要がありますが、小高い丘の上にあり、近隣の観音山や淡水河を望むことが出来る、緑に囲まれた自然あふれるロケーション。 以前は同じ敷地内にある、台湾を代表するコンテンポラリーダンスカンパニーの専用劇場「雲門劇場」のカフェでしたが、2018年からスターバックスとして営業しています。 店内は劇場と同じアート性を感じられる設計で、窓から見える木々の緑が心地よい、森の中にいるかのような空間。 天井からぶら下がる金色のオブジェや流動性のある中央のイス、コーヒーの木が描かれたガラスのアートウォールなど、広くはない店内ですが、自然とアート、そしてコーヒーの融合を感じられる独特の世界観を醸し出しています。

淡水雲門門市(スターバックス)

2 日目

時代寓所門市(スターバックス) | 1時間

(画像参照:星巴克公式HP https://www.starbucks.com.tw/stores/special/stores_special_resonance.jspx) 2日目は2020年にオープンしたコンセプトストアの中でも新しい店舗「時代寓所」から。 時代寓所はタペストリー・コレクションbyヒルトンのアジア初のホテルとしても話題を集めているホテル・レゾナンス台北の1階にあるスターバックス。 天井が高く、一面ガラス張りの窓の箇所があり、自然光が気持ちのいい空間。 パイプのようなブロンズの装飾が高級感を醸し出すカウンターバー、落ち着いたグレーとブルーの色合いが大人な雰囲気のチェアなどこれまでの台湾スターバックスの中でもかなりラグジュアリー度が高い店内となっています。 また、メニューもビールのようにタップから注がれる抹茶ラテ、キャラメルマキアート、ハイビスカスフルーツティーが楽しめる「氮氣系列(Coffee _ Tea on Tap)」や、ワイン、スパークリングワイン、ビールなどのアルコール、店舗で焼き上げるパンや焼き菓子など台湾スターバックスのなかでも限定店舗でしか味わえない体験をここでは得ることができます。 開店時間は平日9時半、土日10時からと他店に比べると遅めなのですが、これはその前の時間はホテルの宿泊客だけの貸し切りとなっているため。 あえてホテルに宿泊し、この空間で特別感のある朝のひとときを過ごすのも素敵ですよね。 コロナ禍にオープンしたこともあり、まだこの空間を味わったことのない日本のスタバファンも多いはず。注目しておいて損はない店舗と言えるでしょう。

時代寓所門市(スターバックス)

時代寓所門市(スターバックス)

台北時代門市(スターバックス(台北時代店)) | 1時間

(画像参照:星巴克公式HP https://www.starbucks.com.tw/stores/special/stores_special_uni-president-2F.jspx) 百貨店やオフィスビル、台北101など台北のなかでも煌びやかな信義エリア。 MRT市政府駅に直結した、台北統一時代百貨にある「台北時代店」は目の前の忠孝東路に面していて、そこからも建物から突き出した2階のスターバックスはよく目立つことから、この周辺では認知度の高いお店のひとつです。 プロモーションイベントなどもよく開催されているような店舗でしたが、2019年にリニューアルし、中央に迫力のあるスターバックスの象徴「サイレン」の立体アートと曲線状にデザインされたブロンズ色の天井装飾がどこかリザーブロースタリーを思わせるような、高級感のある店内に生まれ変わりました。 メニューはひとつ前の時代寓所店と同じく、「氮氣系列(Coffee _ Tea on Tap)やアルコール、店内で焼き上げるペストリーを提供している限定店舗のひとつ。 「アルコールが楽しめるチルなナイトスターバックス」として台湾のメディアでもよく取り上げられています。

台北時代門市(スターバックス(台北時代店))

台北時代門市(スターバックス(台北時代店))

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