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スペース・パースペクティブが世界初の宇宙旅行体験企業へ


海上宇宙港(MS)に改造される船隊の第1号を取得し、国際的な規模への道を切り開く

米フロリダ州ケネディ宇宙センター--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、スペース・パースペクティブは、有人宇宙飛行のための世界初の海上宇宙港であり、この新しいクラスの宇宙港として世界規模で計画している船隊の第1号となるMSボイジャーを発表しました。宇宙港とは、宇宙船を打ち上げたり、帰還させたりするための施設です。フロリダ州スペース・コーストの陸地からの打ち上げに加え、世界中の海上施設からの打ち上げが可能になったことで、スペース・パースペクティブは世界初の宇宙旅行体験企業となり、探検家が暮らし遊ぶ場所から、宇宙の果てへの安全で持続可能な旅を提供することができるようになりました。



ボイジャーという名前は、1990年2月14日に天文学者カール・セーガンの依頼で、太陽系の向こう側から地球の写真を撮影したボイジャー1号宇宙探査機に敬意を表して付けられたものです。この写真は、現在ではペイル・ブルー・ドットとして象徴的に知られていますが、これに触発されたセーガンは同名の本を書き、「私たちが今までに知っている唯一の故郷であるペイル・ブルー・ドットを守り、大切にしよう」と、人類に呼び掛けたのです。この言葉は、今日のスペース・パースペクティブのミッションにも響いています。

スペース・パースペクティブの創設者で共同最高経営責任者(CEO)のジェーン・ポインターは、次のように述べています。「スペース・パースペクティブは、宇宙の暗闇から地球を眺めるという宇宙飛行士の典型的な体験を提供することで、あなたと私たちの地球との関係を変えるでしょう。私たちは、世界的な視点でビジネスを考えることが必要不可欠です。打ち上げとランディングのための地理的な境界をなくすことで、安全性と信頼性を確保し、地球への影響を最小限に抑えながら、世界と国際市場にとってこの変革的な体験をより身近なものにするという当社の使命が促進されます。」

現在、世界各地の有名な大型イベントに海上打上げを組み入れる計画が進行中であり、探検家に世界で最も象徴的な地形の一部についての壮大な眺めを提供するため、世界中の幾つかの候補地と活発な交渉を行っています。

ポインターは、次のように述べています。「私たちは常に、北極光/オーロラ、イタリアのブーツ、ナイルデルタの壮大なスケール、バハマの紺碧の海など、最も素晴らしい自然現象を宇宙から眺める機会を提供することを想像しています。MSボイジャーのような海上宇宙港は、これを現実のものにしてくれます。」

MSボイジャーと将来のスペース・パースペクティブの海上宇宙港は、した商業宇宙旅行の供給不足の世界市場(最近、アナリストが2030年までに80億ドル以上に達すると推定)を生かす上で、より迅速に事業を拡大するために必要な運用の柔軟性を当社にもたらします[1]。海上宇宙港は、2つの点で理想的な打ち上げ条件を生み出します。つまり、天候に恵まれた地域を航行することで、その地域内で年間を通して運用することが可能であり、また海風と共に移動するため、甲板を渡る風はほとんどありません。これにより、頻回の打ち上げ機会が実現するだけでなく、1日のうちの時間帯の選択肢も増え、探検家にとって日の出や日の入りの夜間の天体観望フライトなどが可能になります。

スペース・パースペクティブの創設者で共同CEO兼最高技術責任者(CTO)のテーバー・マッカラムは、次のように述べています。「これは、先駆的なエンジニアリングと当社のサービスを迅速に世界規模で拡張する能力の両方において、スペース・パースペクティブのクルーにとって重要な節目となる成果であり、誇らしい瞬間です。私たちは、ダイナミックでクラス最高のオペレーションパートナーから成る当社の拡大クルーに感謝しています。」

世界一流の造船会社の一角を占めるエジソン・シュエスト・オフショアから取得したMSボイジャーの海上オペレーションは、ギース・オフショアがサポートします。ポートカナベラルを本拠地とすることになる全長292フィートの同船は、コンラッド造船所で打ち上げ、回収、スペースバルーン(SpaceBalloon™)運用のための装備を搭載中であり、その準備はガルフ・シップが行っています。環境に配慮するスペース・パースペクティブの精神に従って、オフセットはクール・エフェクツから提供され、船舶自体もバイオ燃料を使用するように改造され、カーボンフットプリントを減らします。

宇宙船ネプチューンの与圧されたカプセルで旅を終え、地球に戻ってくる時、基部にある特許出願中のスプラッシュコーンにより、スムーズで穏やかな着水ができます。その後、フルイド・ウォータークラフトの高速艇が到着してカプセルを安定させ、カプセルはシュプリーム・インテグレーテッド・テクノロジーズが提供する特注のAフレームで海上宇宙港に吊り上げられます。オペレーション中の陸・海・カプセルの間の通信は、軍事グレードのStreamCaster MANET無線とMN-MIMO波形技術を利用し、シルバス・テクノロジーズが提供することになります。

スペース・パースペクティブの主要投資企業であるライトシェッド・ベンチャーズのジェネラルパートナーを務めるブランドン・ロス氏は、次のように述べています。「私たちは、スペース・パースペクティブのミッションと、同社が有人宇宙飛行を通じて世界にもたらす経験を常に信じています。海上宇宙港の追加により世界規模で拡張するための能力を発揮できるようになったことは、人々の生活と地球の未来を変えるという同社の提案と力をさらに強化するものです。」

MSボイジャーは、2023年初頭に開始されるスペース・パースペクティブの試験飛行計画に合わせて、新年から運用を開始する予定です。スペース・パースペクティブは、現在までに1000枚以上のチケットを販売しています。チケットは現在、SpacePerspective.comにて、現在の価格である12万5000ドルで予約可能です。

詳細情報については、SpacePerspective.comをご覧ください。最新情報については、ツイッターリンクトインフェイスブックユーチューブでスペース・パースペクティブをフォローしてください。カプセルの内装はこちらで体験できます。

スペース・パースペクティブについて

スペース・パースペクティブは、世界で唯一のカーボンニュートラルな豪華宇宙飛行体験の企業です。宇宙での驚くほど爽快なパノラマと地球のスケール感という、人間の意識を拡張するような、ワクワクするほど新しく直感的な視点を、歴史的に可能だったよりも多くの人々に体験してもらうよう招待します。オブザーバー紙は、スペース・パースペクティブを「世界最高のサブオービタル宇宙旅行サービス」と評価しました。

宇宙船ネプチューンは、2024年後半という早期に、ロケット燃料や高G推進力を使わずに、高性能のスペースバルーンで推進される加圧カプセルの中で宇宙探検家を宇宙に連れて行くことを計画しており、この世のものとは思えないくらいのスリリング体験の新たな水準を打ち立てます。宇宙探検家たちは、全方位450マイルの広大な窓から新たな世界を目にすることができます。極めて快適で利用しやすく、穏やかな6時間の旅は、宇宙旅行のあり方を変革するものです。

スペース・パースペクティブは、業界の名士であるジェーン・ポインターとテーバー・マッカラム、そして過去50年にわたるスペースバルーンの全有人飛行と海洋打ち上げに不可欠な、世界で唯一無二のエキスパートクルーによって運営されています。その経験を元に、スペース・パースペクティブのクルーは、世界で最も安全な宇宙飛行の経験を革新し、特許化しました。ポインターとマッカラムは、ブルームバーグ ビジネスウィーク誌で「成層圏の達人」と称されています。マッカラムは商業宇宙飛行連盟の会長も務めました。

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