東京ベイ東急ホテル(浦安市)は 4 月 27 日から、厚生労働省からの受け入れ要請に基づき海外からの帰国者及び入国者の PCR 検査結果判明までの一時待機施設として 1 日 200 名程度を受け入れることを発表した。
新型コロナウイルスの感染症が拡大していることを受けて、過去 14 日以内に入管法に基づく『入国制限対象地域』に滞在歴がある帰国者及び入国者については、全員 PCR 検査が実施され、結果がでるまで自宅または、空港内スペース、検疫所が指定する宿泊施設等での待機を要請している。
一時待機施設としての使用にあたっては、厚生労働省、自衛隊の方々が 24 時間常駐し、感染症の専門家から指導を仰ぎながら対応。待機者やホテル従業員、清掃スタッフ等に感染が広がらないよう感染防止対策を徹底する。
同ホテルでは、検疫結果判明に要する期間(約 2 日間)を一時待機施設として客室を提供し、PCR検査の結果陽性が確認された帰国者や入国者は、厚生労働省の指導に従い、直ちに指定医療機関等に搬送する。
PCR 検査での客室提供については、2020 年 4 月 27 日から 6 月 30 日までを予定し、提供期間中はホテルは休館となるため、一般の宿泊はできない。客室提供終了後、全館消毒等の期間を設けて再開は 8 月 1 日を予定しているという。
帰国者及び入国者の PCR 検査結果待ちまでの一時待機施設として貸し出しを行っているのは、東京ベイ東急ホテル以外にもホテル日航成田や東横INN成田空港本館などでも行っている。