共立メンテナンスのビジネスホテル「ドーミインチェーン」は 4 月 20 日、global cabin・御宿野乃・ラビスタ釧路川含む全国 80 超の全棟を対象に、5 月 1 日(金)から 10 日(日)までの新規予約の受け付けを停止することを明らかにした。
同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大や政府による緊急事態宣言の発令等を受け、感染防止の一助となるべく、ゴールデンウィーク期間中、全棟で新規の宿泊予約を休止するという。
5 月 1 日から 10 日までの期間中に宿泊予約済みの利用者については、キャンセル料を徴収しない。他社予約サイトから予約済の利用者に対してもキャンセル料無料化の手続きを行うとしている。
新型コロナウイルスの感染拡大や政府による緊急事態宣言の発令を受けて、ゴールデンウィーク期間中や5月いっぱいの営業を取りやめるホテルが相次いでいる。
森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社は 4 月 18 日、同社グループが運営する全国 21 軒のホテル・ゴルフ場のうち、9割にあたる 19 軒を2020 年 4 月 20 日(月)から 5 月 6 日(水)までの期間、臨時休業とすると発表。
プリンスホテルは 4 月 21 日、東京と名古屋の一部ホテルを除く、全国 42 軒のホテル。会員制ホテルの営業及び 27 のゴルフ場の営業を休止すると発表した。
4 月 8 日に同社は、北海道、群馬県、東京都、神奈川県の 6 軒のホテルの営業を休止し、近隣のプリンスホテルに営業を集約していたが、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、休業対象とするホテルの対象を拡大した。
休業対象となるホテルは、サンシャインシティプリンスホテル(東京都)、鎌倉プリンスホテル(神奈川県)、新横浜プリンスホテル(神奈川県)、グランドプリンスホテル京都(京都府)など。
《関連記事》全国で大手ホテルチェーンが相次いで営業休止 ホテル業界への打撃深刻