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台湾、日本への渡航に対して「注意」喚起 年間489万人が訪れる台湾からの訪日客が減少する恐れ


新型コロナウイルスによる感染が日本でも広がる中、台湾の中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)は、2月 14 日付けで感染症渡航情報で日本への渡航警戒レベルを、1に引き上げたと発表した。


日本では最近、感染源不明の事案が発生しており,潜在的な市中感染の可能性があることから、即日で感染症渡航情報をレベル1の注意(Watch)とし、日本に渡航している台湾国民に対して一般的な予防措置を遵守するよう呼びかける。


感染症渡航情報の注意レベル1は、三段階のうちの第一段階に当たり、レベル1は危険度が最も低いとされる。レベル2では「警示」(防護措置の強化)、レベル3では「警告」となり不要不急の渡航自粛が勧告される。


2月 14 日時点の感染症渡航情報では、レベル1に指定されているのは日本、タイ、レベル2にはシンガポール、レベル3には中国大陸、香港、マカオが指定されている。


また、中国の河南省と浙江省では、新型コロナウイルスの症例が 1,000 件を超え現地では感染をコントロールできない状況下にあることや、河南省では家庭内感染と無症状者からの感染が疑われる事例が見られることから、15日から両省を一級流行地区とする旨を発表。


流行地区には一級と二級があり、一級がより深刻な感染拡大状況とされ、上述の両省及び湖北省と広東省は、一級流行地区と指定されているほか、中国大陸のその他の都市(香港・マカオを含む)は二級流行地区に指定されている。


日本政府観光局(JNTO)によると、2019 年の訪日客 3,188 万人のうち 489 万人が台湾からの訪日客が占め、959 万人の中国、558 万人の韓国の次に日本を訪れる旅行者が多い国だ。


中国ではすでに日本を含む海外への団体旅行を1月下旬から中止するなどしており、観光業界など多くの業界に影響が出ているが、今回の注意喚起により台湾からの訪日客が減少すれば、さらなる影響が出る可能性がある。


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