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Airbnb、宿泊者数が前年比 1.5 倍の 65 万人に増加 ラグビーワールドカップにあわせ「イベント民泊」を開催


旅行コミュニティプラットフォームの Airbnb(エアービーアンドビー)は、11 月 2 日に閉幕したラグビーワールドカップ日本大会の開催期間中に、日本全国での Airbnb 宿泊者数が前年同期比約 1.5 倍の 65 万人に達したと発表した。


開催地となった 12 エリアでは Airbnb を利用した宿泊者数が同じく前年同期比で2倍以上となる 110 %増の 37 万人となり、ホストの収益も前年同期比 108 %増であったことも合わせて発表。


ラグビーワールドカップ日本大会( 9 月 20 日〜 11 月 2 日)は日本のみならず世界的にも注目度が高いイベントの一つであり、海外在住者が訪日するきっかけになった。またその影響は開催地だけに限らず日本全体にも波及したようだ。


期間中の海外からの旅行者の出発地は、 145 ヵ国、8,894 都市に及び、特にラグビー人気の高いイングランド、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、カナダ、アイルランドなど大会参加国からの宿泊者数が顕著に増加し、試合会場の内外でも大きな成功を納めた。


また、今回のラグビーワールドカップで Airbnb は、12 開催地のうち 5 地域(大分県、釜石市、熊本県、神戸市、東大阪市)で「イベント民泊」を実施し、一時的に急増する宿泊需要に対して宿泊施設の供給をサポートした。


「イベント民泊」とは、大規模イベント開催時など一時的に多くの旅行者が訪れると見込まれる際に、開催地の自治体の要請等により要請を受けた住宅が、自宅を宿泊施設として提供できる制度。


宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を行う場合、旅館業や特区民泊の許認可や住宅宿泊事業の届出などが必要になるが、年に数回のイベント開催時で宿泊施設の不足が一時的に見込まれ、自治体の要請による「イベント民泊」の場合は、旅館業や特区民泊の許認可がなくても自宅を宿泊施設として提供できる。


Airbnb Japanの代表取締役田邉泰之氏は、「今後予定されている大規模イベントに向け、Airbnbは日本の観光業界がさらに成長し、多様化するための役割をつとめサポートを継続してまいります。」と語り、宿泊施設を新たに建設することなく既存の家や部屋を活用し多くの観光客を受け入れる事ができる「イベント民泊」の意義を強調した。


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