コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開しているモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を運営するLINE Payは、2016年上期を予定している外貨両替・出金対応サービスの提供に向け、10月13日に韓国の新韓銀行と業務提携を行ったと発表した。
「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を簡単・便利に行うことができるモバイル送金・決済サービス。2014年12月にソフトローンチを行い、外部企業やECサイトとの連携を行ってきた。
今後、クロスボーダーで利用可能なマネープラットフォームを目指し、取り組みの第1弾として外貨両替・出金対応サービスの提供開始を計画。日本のユーザーの「LINE Pay」にチャージされている金額のウォンへの両替と韓国国内にある新韓銀行の約7,000台のATMでの出金対応を開始する。
新韓銀行は、韓国国内金融業史上初の在日韓国人が要となり、100%民間資本により1897年にハンソン銀行として設立された。関係会社として、新韓総合研究所・大京ビル・新韓証券・新韓リース・新韓相互信用金庫・新韓銀行システムなどがある。