広島空港で事故機の移動前倒し、気象要件が大幅緩和に

国土交通省は、広島空港の滑走路脇に残置されていた、アシアナ航空の事故機の移動作業を、4月25日夜から26日早朝にかけて実施する。

これにより、26日より、滑走路を運用するための気象条件が、これまでの有視界気象状態かつ視程が5,000メートル以上、雲の高さが地表から300メートル以上であるという条件が緩和され、滑走路方向の視程が1,600メートル以上であれば着陸できるようになる。

現地の天候が想定よりも良好で事前準備作業が当初予定よりも進んだため、予定より一日前倒しとなる見込み。現地の事情により作業が遅れる可能性もあるとしている。

損傷を受けた灯火は、4月17日に仮復旧している。また、損傷を受けたローカライザーは、現在設置作業中の仮設施設による仮運用を５月中旬から予定する。

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