10月11日昼過ぎ、上海・虹橋国際空港で、離陸する中国東方航空5643便(エアバスA320型機)が、北京から到着後にターミナルに向かうため滑走路を横断する中国東方航空5106便(エアバスA330-300型機)に気づき、回避措置を取ったため衝突を免れたとして、クルー全員に300万人民元(約4,570万円)の報奨金が支払われた。
調査によると、両機は19メートルに接近していた。人民網などの報道によると、2機の乗員乗客は439名だった。
中国民用航空局(CAAC)は、指示した管制官が2機が衝突する可能性があることに気づかなかったとして、ライセンスが剥奪されたほか、管理者などには厳重注意などの処分を行った。