じゃらんリサーチセンターは、全国15,584人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2016」を実施し、結果を公表した。
まず、調査の中の宿泊旅行の同行者についてを見ると、最も割合が高いのは「夫婦2人での旅行」で25.3%、次いで「一人旅」が17.5%と続いている。「一人旅」は前年度からさらに数値を伸ばし、調査開始以来11年連続の増加。11年前には10.5%と「小学生以下の子連れ家族旅行」や「友人との旅行」よりも低い数値だったが、今や「友人との旅行」よりも高い数値となっている。性・年代別でみると、男性20~34歳では3割近くを占めているほか、35~49歳でも24.8%を占めた。また、20~49歳の男女ではどの世代も2004年と比べ「一人旅」の構成比が倍増している。
次に、この1年間に「一人旅」の経験を尋ねたところ、全体では「一人旅には行っていない」が71.2%を占めたが、20~34歳の男性では「行った旅行はすべて一人旅だった」が16.3%となった。ライフステージ別でみると独身層は19.1%が「行った旅行はすべて一人旅だった」と回答している。また、一人旅に出る理由を聞いたところ「ひとりの方が自由で気楽に旅といったができるから」どの性別・年齢層においても突出。女性が一人旅に行く理由としては「一緒にいく人がいなかったから」と言った理由が男性よりも多くなっている。