国土交通省は、4月5日から受け付けていた東京23区と三鷹市、武蔵野市のタクシー運賃変更申請の受付期間が終了し、全車両数の84.3%で変更を行うことがわかった。
運賃は国土交通省関東運輸局が上限と下限を設定しているものの、最初の事業者から運賃変更申請があった日から3ヶ月以内に地域の総車両台数の7割を超える事業者から同様の申請がなされた場合、上限下限の幅の変更手続きに入ることを定めている。すでに運賃改定に係る審査手続に着手しており、今後速やかに運賃改定手続きを行うという。
現在は初乗り2キロまで730円、その後280メートル毎に90円を加算する料金体系。申請では、初乗りの最安は410円で、事業者により運賃は異なるものの、いずれも500円以下となった。加算運賃も80円から90円となっている。一番多かったのは初乗り410円に加算運賃80円。初乗りと加算の距離はまちまちだった。